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20231010

 京都音楽博覧会2023が二日間に渡る日程を経て終了して、拝見していた方も体力を使い切った気がして、ダラダラと過ごす。過ごしながら音博ロス、または、梅小路公園ロスの様な心持ちになっていて、ぼんやりと過ごしていた。
 体力作りか、もう少し身体に負担の掛からない様な拝見の方法を考えなければならないと思った。と、過剰に年齢を意識すると、老ける速度も早くなってしまうのではないかと、なるべく考えない様にはするのだけれど、身体が考えさせてしまう。
 若い頃はもう少し無理が利いたかと、思い出そうとしても思い出せない。
 そうして、昨日、一昨日と過ごした、梅小路公園が既に懐かしくなっていて、また来年も、あの時間を過ごせる事を期待する事にした。
 ぼんやりとそんな事を考えながら、朝食は昨日の帰り道に、梅小路公園は七条入口広場から横断歩道を渡った所にあるパン屋さん「SHIZUYA」にてタイムセールだったカルネ等を買って帰って、冷蔵庫で保管していたものを食べると、年齢のせいだろう、胃がもたれてしまって(昨日の帰り道に飲み過ぎたのも一因かも知れません)しんどさを緩和する為に横になっていると、朝食を挟んだ二度寝となっていた。それで午前中は体を休める事に専念した。
 ぼんやりと過ごして午後。済まさねばならない用事などに取り掛かる。まず、インターネットで頼んだレコードが近くのコンビニに届いているとのメールが届いたので、受取りに行くのと、時機が少し気が早い気がしないでもない、ガソリンスタンドに灯油を買ってきてくれとのリクエストがあったので、灯油のポリタンクを持って自転車で出掛けた。

 実りの秋。

 自転車の荷物カゴに灯油のポリタンク。この御時世、その佇まいは何か企んでそうな風に周囲から映ってないかどうかが気になる。念の為、ポリタンクは空の状態で駐輪場に自転車を停めるも、側から見ると中が空なのか、入っているのかは判らない。これでコンビニに行こうものなら、強盗か放火に間違われるのでは無いかと、レコードを受け取って。ガソリンスタンドで灯油をポリタンクに給油して、一旦帰宅。

給油なう。

 こんな日の時間は過ぎるのが早い。アッと言う間に出掛ける時間となって、家を出発したのは17:30を迎えようとする頃だった。

 今日一日はぼんやりしているだけの時間だったなと、家を出発する。

 今日は、大阪は南森町、音凪にて「とんちピクルスBirthday Live」(58歳のお誕生日おめでとうございます)に伺う予定となっている夕暮れ時。

 やはり自転車で駐輪場に向かって、自転車を漕いで、17:30でも辺りはすっかり暗くなっていて、あの夏の陽の長さは何なのだろうと思った次の瞬間、地球は回っている事を思い出す。

2023年10月10日の夕暮れ時。

 駅に到着すると、三連明けの火曜日、平日。
 乗る電車も、すっかり平日、帰宅時の電車の運行に。しかし各停しか停まらない駅では、やって来た電車に乗るより他は在らず。
 乗換えの駅で、先のダイヤ改正から投入された、新しい種別の「準特急」は大阪梅田行き。に乗って、淡路駅まで向かった。
 揺られる事数分。だんだんと高架化後の形が見えて来た淡路駅に電車は到着。
 地上の淡路駅はどんな風に変わるのだろうと、考えるも答えは出ず、下北沢の様になれば良いのにと、淡い希望。乗り換えた電車は、この時間にしては珍しい空席だらけの電車で、淡路駅始発の天下茶屋行きだという事が後ほど判明する。

ガラガラさか加減が表現出来ているでしょうか。

 揺られて、柴島。少し遠くに梅田の街が見える淀川を渡って、天神橋筋六丁目。ここから地下鉄。乗務員さんの交代を待って、扇町、南森町。

 降りて、駅のベンチで日記の続きでも書こうかと思ったけれど、開場の時間も迫っている様に思えて、それは控えておいて、改札口を出た。
 今日は平日とあって、開場の時間が少し遅かった。天神橋筋商店街を歩いていると、営業を終えたお店がシャッターを下ろしている光景が目立って、一日が暮れて行く気がする。

天神橋筋二丁目商店街。

 いつも曲がる所で曲がって、大阪天満宮を正門前まで向かって、そこから南に向かう道を歩く。

ビルの谷間。

 数分歩いて、音凪に到着。お店と今日の催し物が記された黒板を写真に収めて、入場すると、先に入っていたお客さんも居て、遅い開場時間だからだろうか、平日という感じがお店の中に漂っていて、それもまた一興と思いながらビールと夜ご飯を注文する(すみません、料理の名前を忘れてしまいました)。一日の終わりをこんな風に過ごせるのは幸せ者だと思いながら、開演の時間を待った。

すみません、名前を失念しました。美味しかったです。

 待っていると、とんちさんがお店にやって来て、DJタイムとなる。何やら妙な音源が流れ始めたと思って、耳を傾けていると、あの人のレア音源との事で、かなり驚いた。

 19:30を迎えて、何となく緩い感じでライブが始まった。一曲目に演奏されたのが、記憶に間違いが無ければ「摩天楼」という曲で、とんちさんが最初に制作された曲だとか。若い時に何か作って残っている事が羨ましいと思う。
 それから確か「おちゃめ三度笠」が毎年バースデイライブの時に演奏される気がして、それが嬉しかった。
 それで、とんちさんの58のお祝いにと捧げられた演目がちょっとしたオープンマイクの時間となって、披露出来る芸がある人が、また羨ましいと思う。
 楽しい時間はアッという間に過ぎてしまって、宴も酣という時にRCサクセションの「いい事ばかりはありゃしない」が演奏されたのには驚きを隠せなかった。
 安定のほっこりさ加減と、少ししんみりした時間と笑える時間をありがとうございました。

 58歳のお誕生日おめでとうございます。

楽しい夜をありがとうございました。

 また伺います。

 

 


 

 

 

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