前職で教わってよかったこと

• 前職時代に公式で教わったわけではなく、かなり教育してくれる先輩やマネージャーがいて、社会人5，6年目になった今、めっちゃその通りやんけ～～～ってなってるもの

• この教えを100%信じているわけではないし、100%正しいとも思いませんが50％くらいわかるという感じ

• 前職：今現在社員10,000人以上の大企業。入社当初はどんくらい社員いたか分からない。1年ほどで辞めた。
  現職：入社当初、社員100名ほどの企業。今もう3年以上働いていて、現在260名くらい。

• 前職批判や現職批判の意図はなく、現職の方が私には合っていてかなり働きやすい。会社規模が変わっても、以下の教えは生きてるなと思うし、たまに前職で教わったことについて現職の新卒に聞かれることがあるから書いただけ。現職に転職してから毎日、転職してよかったーと思ってるし、前職で教えてもらったことも役に立ってよかったーとも思ってる

• 他にも教わったことあるけど今、ちょっとでも納得しているものだけ書いてる

--------本題--------

①出世は本人の実力と上司ガチャ。 管理職になってからの出世の一部は部下ガチャ。ただし採用と評価に携われるので、上司ガチャよりコントロールできるし、するのが管理職の実力

②女性社員のキャリアが止まる要因は育児ではない。周囲の嫉妬

③上司や先輩のカレンダーが公開されているのは、上司や先輩のスケジュールを先々まで見て必要なタスクの準備をするため

④スタッフクラスで一番だめなのはスキル不足ではなく管理コストがかかること。そういう人はすぐプロジェクト外されて、次のプロジェクトに呼ばれない。人当たりよくても、スキルが高くても、今後重要な仕事は任せてもらえない

管理コストがかかる人はこんな人
・フィードバックをいちいち攻撃ととらえてめんどくさい
・すぐへこむから気を使ったコミュニケーションをしないといけない
・仕事の優先順位のつけ方が自分が楽しいかどうか、とか、やりたいかどうか
・レポートラインを守らず、仲の良い先輩のいうことを聞く
・レポートラインを整えようとすると文句言う
・報告、連絡、相談が少ない

新卒のほとんどは上記のような感じ。スキル習得ではなく管理コストがかからなくなることを「一人前」と言うことに早く気付こう。

⑤報告、連絡、相談の正しい頻度はあなたが決めるのではない。上司が決める。

⑥報告、連絡、相談はやりすぎるくらいしておく。やがて上司から「これはいちいち報告いらない」とか、「この会議にはお前ひとりで出ていい」と言われる。これを増やしていく。

⑦コミュニケーションで嘘をつく必要はないし、隠す必要もないが「余計なこと」を言ってはいけない。
例えば「結果さえ出せば早く帰っていいぜ」というコミュニケーションは残業を助長する。「結果は出てないけどたくさん働いているから認めてください」という人が出てくる。余計なことを言ってはいけない。「結果を出せ」でよい。

⑧飲み会の場で自分のチームや上司の悪口を言う人の評判は下がる。理由は以下。

こんな会話があったとします。
同僚「Aさん出世しましたね！Aさんの元で働いているあなた、Aさんってやっぱすごいんですか？」
あなた「うーん、どうかなあ。俺は分からない」

嫉妬からそう言っているかもしれないし、本当に分からないかもしれないけど、これを聞いた周囲はこう思う。
「こいつは自分のチームの悪口を外に言う面倒なやつだ。自分でチーム改善しないんだな」
「すごいかどうか分からないような人が出世して、その人の元で働くって、どんだけお前無能なんだよ」
「こいつ嫉妬してるんだなーダサいな。じゃあＡさんより活躍してみろよ」

本当に分からないとしても、嫉妬しているとしてもそれを表面に出す必要はない。「そうなんです、頼りにしてます」とか、一言だけ言っておけばいい。

⑨社内の人に言ってもいい愚痴と、言ってはいけない愚痴がある
言ってもいい愚痴→今自分がしている仕事をどう変えたいか、組織をどう変えたいか、自分ならどうするか
言ってはいけない愚痴→他人の仕事の評価。なお８番はこれに該当

⑩仕事はアウトプットの場なので、勉強したこと以上に仕事で結果が出ることはない。成果が出ないのはいままでの勉強（インプット）を出し切ったということ。さらに成果をだしたければ勉強してください。

⑪評価されないのではなく、評価される努力をしていないのが正しい。数字さえ出せば評価されるわけではない。なぜなら数字だけで評価するのは簡単だから。逆に数字だけで評価しているマネージャーがいたら管理職として有能とは言えない。

⑫結果が絶対。会社やチームをよくしたいのなら、結果をだして、一目置かれなさい。結果を出さない人に発言権はない。

⑬自分が出世するより上司を出世させる方が仕事はやりやすく、結果も出しやすく、働きやすくなる。