社員が実名・社名を出してTwitter運用してよかったこと11選
ナイル株式会社で働く大澤と申します。
ナイルでは11月から20名以上の人が実名・顔出しでTwitterを運用しています。
社員複数人でTwitterを始めて、実感する好影響
Twitter道場とは
ナイルは社員数180名くらいなので、社員の10%ほどが社名を宣伝してくれている感じでしょうか。
弊社では社名・実名を出して、積極的にTwitter運用を学んでいる環境を「Twitter道場」とよんでいます。
Twitter道場はもともと株式会社ベイジで行われていたもので、ベイジの代表でありナイルの顧問である枌谷さんをお招きして、去年11月から動き始めました。
▼詳細はこちら。
Twitter道場による好影響は大きく以下4つの側面で観測できています。
A:社外へのナイル認知が増える/認知のされ方が変わる【認知】
B:採用活動【採用】
C:社内コミュニケーション【社内】
D:社員の仕事に対する意識【社員の意識】
この約3ヶ月で具体的にどんなことがあったのか、ご紹介します。
1:コンテンツのデリバリーができる【認知】
ナイルには『SEO HACKS』『Contents Hub』の2つのオウンドメディアがあります。
メディアを更新すると約20名の社員たちがTwitterで「こんな記事が更新されました」と発信してくれるのです。
これによってオウンドメディアの流入数が増えました。
具体的な数値は伏せますが、Twitterからオウンドメディアへの流入は2018年12月と2019年12月では3倍に増えています。
2:「ナイルの印象が変わった」と言われる【認知】
これまでは「ナイルってSEOの会社ですよね」と言われることが多かったです。しかしTwitter開始後は「ナイルさんはTwitterでよく見かけます」「ナイルさんのTwitter、好きです」「ナイルさんは編集者の人もいますよね?」と言ってもらえるようになりました。
中には「ナイルのファンです」と言ってくれる方まで。
ナイルの印象を非常に具体的かつ、親しみやすいものにすることができました。
3:社外の繋がりができる【認知】
メンバーの岸はハッシュタグ「#Senseser」を作り、営業ツールSensesのユーザーで繋がりを増やしています。
▼「#Senseser」のツイート
岸自身も「#Senseserの岸さんですよね?!」とセミナーで話しかけられたことがあるみたいです。ネットの世界だけでなくリアルな繋がりまで実現できています。
4:社内Slackの会話をリプで再現できる【認知】
ナイル社員同士のリプライを見て「まるで社内Slackを見ているよう。(いい意味で)」とコメントをもらったことがあります。
実はこれは私の裏テーマです。
他社が社内でどんなコミュニケーションを取っているのかは、採用候補者でなくても、取引先でなくても、誰だって覗いてみたくなるものだと思います。
▼まるで社内Slackの会話を覗いたみたい、と言われたナイル社員同士のリプ
内輪でやれ、と思われる怖さもありつつ、今のところはこうした社員同士のやり取りは不愉快に思われていないようで安心しています。
ナイルのチームワークのよさや文化が、自然と伝わっているのだと信じています。
5:採用候補者が既に「働きたい」と思ってくれている【採用】
採用候補者からもポジティブな声をいただけるようになりました。
「Twitterで社員の発信を見ていて、こんな人たちと働きたいと思いました」
とのコメントを、すでになんども聞いています。
本当に嬉しいことです。
個人的にも採用人事からお礼を言われることが増えました。
6:採用活動そのものを知ってもらえる【採用】
ナイルでWebコンサルタントをしている寺田さんは、
Twitterのbosyuで採用情報を発信し、それを見た方がナイルの選考を受けて、なんと入社に至りました。
7:エージェントがナイルの「雰囲気」を説明しやすくなる【採用】
エージェントがナイルを紹介するとき、よくもらう質問として「どんな人がいるのか知りたい」があったようです。
特にナイルのデジタルマーケティング事業部はBtoBで、オウンドメディアも企業の担当者向けのものなので、たしかにSEOやWebマーケティングの担当者でなければデジタルマーケティング事業部の存在も、接点もないかもしれません。
そこでナイルのデジタルマーケティング事業部メンバーのTwitterリストを送ると、ツイート内容を見て、社風を掴んで貰えることがあります。
8:社員同士の会話が増える【社内】
ツイートの内容をきっかけに社内での会話も増えました。
私は仕事中「TWICE」をよく聞いているのですが、「今日もTWICEきいてるんですか?」であったり、「先日ツイートしていたXX、共感しました」であったり、意外と声をかけてもらえます。
さらに楽しそうに社内でTwitter活動していることで、他の人がその輪の中に入りたいと思ってくれて、ますますTwitter活動や、社内の交流が増えたりします。
(どうでもいいですが、このnoteもTWICEをききながら書いています)
(ちなみに押谷とは、ややコワモテの実績豊富なコンサルタントです)
9:接点が少ない社員の考えてることや、やってることを知れる【社内】
「⑧社員同士の会話が増える【社内】」にも関連しますが、会話ができなくてもTwitterの発信でメンバーがどんなことを考えいるのか、どんな悩みやどんな仕事へのこだわりがあるのかを知れます。
「一緒に働く人のことを、よく知れる」一言でいえばこれが社内コミュニケーションにおける1番大きなメリットです。
10:お客様に常に見られるので、プロ意識が高まる【社員の意識】
実名、社名を出してTwitterをすると、当然お客様もその内容を見ることができます。
お客様にレスもせずにツイートしたり、炎上に加担する、ソース元が不確かな発信をしていると信頼を失いかねません。
お客様にいつ見られてもいい自分でいるプレッシャーをかけることができ、結果としてプロ意識が高まっています。
特にナイルはコンサルタントと編集者を抱える会社です。
どんなコンサルタントや編集者に担当してもらえるのかは、企業の担当者様は非常に気にするところです。
11:意識的に勉強・情報収集する時間が増えた【社員の意識】
Twitter道場では1日10ツイートにみんなで挑戦しています。
普段からの仕事もただこなすのではなくアンテナをはったり、
仕事に役立つ勉強を続けていなければ発信はできなくなります。
私は以前、アクセンチュアで働いていたのですが上司はよく、こう言っていました。
「もっと勉強しなさい。人はインプット以上にアウトプットできない。
100インプットして、そのうち50アウトプットして、会社の成果となるのは10くらい。成果をだしたければ勉強を続けなさい」
Twitterはアウトプットの場なので、アウトプットするためにインプットも積極的に行うようになります。
今後の野望!会社をまたいだオフ会もやりたい
ナイルのメンバーにTwitter道場を初めてよかったことを教えてください、とSlackで呼びかけてみると、こんなにいろんな声が集まりました。
統合できるものは統合し、なるべく全部書いたつもりです。(一部、テキストだと事例を出すのが難しいものもあり、かけていないものもあります)
ナイル社員の皆さん、ありがとうございます。
そしてTwitter道場を盛り上げてくれている社外の皆様にも感謝申し上げます。できれば4月以降、会社をまたいでオフ会やりたいなと考えていますので、その時はぜひよろしくお願いします!
サポートいただけた場合はねるねるねるねに充てさせていただきます!