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【第4回Zoom読書会】『まだ読んでない本』について語る効果

西野さんのサロン限定Twitterを始めてから、毎週いろんなイベントに参加して楽しいです。ちょっと前まで、家族以外ほぼ会話なしだった状況だったのがウソのようです。
今日の記事は、そんなイベントの一つ、オンラインの読書会について書いています。「読まなきゃいけない本があるけど、ちょっと読む気にならないな~」という方に、少しでも役に立てばいいなぁと思っています。

オンラインの読書会とは?

『西野亮廣エンタメ研究所』のサロンメンバー、山本浩史さんが主催される読書会(Zoom読書会@北海道サロン垢)です。

山本さんは、北海道で読書会を長年主催されていて、オンラインサロン内ではzoomを使った読書会を立ち上げられました。

通常は北海道にお住まいの方限定ですが、しるし書店利用者ということで参加資格をいただき、今回初めて参加しました。

参加者は毎回テーマに沿って本を選び、語ります。本を読むのは好きなので、他の方がどんな本を読むのか知りたいという気持ちから参加しました。


『読みたいけどまだ読んでいない本』を力説する回

第4回では、本を読んでいない状態でトークするという、斬新なテーマでした。

え…ほんとに読まなくてよい?
でもその本について語らなければいけない?

と多少の戸惑いを感じたまま、当日を迎えました。

読書会の開始早々、主催の山本さんから、想像を超えた本の存在を知らされました。

世の中にはこんな本があるんですね!今私が読書感想文を書けと言われたら、絶対にこの本を選びます…!(そして感想文の中で、本当にこの本を読んだかどうか怪しい感じにして提出する)

今回はまさにこの実践版のようなもの。山本さんが前もってご用意くださったポイントのおかげで、意外にもスムーズに語ることができました。

1.なぜ、その本を読みたいと思ったのか?
2.どんな内容の本だと思うか?
3.なぜ、読みたいのに読めないのか?
4.どんなきっかけがあれば読むか?
5.読み終えたらどんな変化がありそうか?

私は10年近く前に、当時の職場の上司からいただいた本を持って臨みました。いいことが書いてあるのは間違いない本だろうなあと思いつつ、当時は全く読めなかった本です。


読む・読まないの境界線はどこにあるのか?

参加されたみなさんの発表を聞きながら、手に取った本を『読む』『読まない』と分ける境界線はどこにあるのだろう、と考えていました。

境界線として浮かんだのは下記の2つです。

【1】内容が想像できる
【2】優先順位が低い

おおよその内容を知っていると、未知との出会いが少なく、読みたい気持ちは少なくなりそうです。でもよく考えると、特定の本を読もうとする時点で、おそらくあらすじや概要を把握しています。

【1】については、『読む』本にも当てはまるため、『読む』『読まない』の境界線とは言えなさそうです。

【2】については、境界線と言って間違いない気がします。優先順位が高い本を先に読み、低い本は後回し。本に限らず、他にやりたいことがあれば、そちらが優先されます。


優先順位を決めるものは何か?

ある本を読むかどうか、優先順位をつける判断基準としては、下記のようなものだと思います。

■優先順位上位に来る場合
・興味の度合が高い
・ある分野の知識を早く得たい
・ストーリーを早く知りたい
・今抱えている問題を早く解決したい
・薦められた&興味がある

■優先順位下位に来る場合
・興味の度合が低い
・薦められた&興味があまりない
・いつか役に立ちそう

興味・関心の有無、即効性、人との関係性が優先順位を決めるのに影響しそうです。


『読まなければいけない(乗り気じゃない)本』を読むためのヒント

興味はないけれど、ある本を読まなければいけない…という状況もあるかと思います。(今回私が持参した本もそういう類です)

読書会での山本さんのまとめの中に、乗り気じゃない本を読む気にさせてくれるヒントがありました。

・読んでいないのに人に語る
・読んだ人(あるいは知っている人)の話を聞く

この2つの要素には『乗り気じゃない本を読む気にさせる』効果があります。実際にわたしは持参した本について、読書会参加前より読む気になったのです。(10年寝かせたことを考えたら大きな進歩!)

読んでいないのに語るとき、多少なりとも良いところを伝えようとします。少ししか持っていない情報を最大限に活用し想像力で増幅させます。そして良い点をまとめ自分の言葉をで語り、自分の言葉で聞くことによって、「読もうかな」と思わせる効果が感じられました。

読書会で私が持参した本の作者について、山本さんからいくつかエピソードをいただきました。これによって、私との距離が遠かった本が、一気に距離を詰めてきました。(読書会から1週間たってもまだ読んではいないんですが…)

無題のプレゼンテーション (4)

興味・関心⇒上昇
知らなかった情報を得ることで高まった

即効性⇒あり
自分でまとめながら語り、今の自分に役立つと認識し即効性ありと判断

人との関係性
上司に紹介された本で、上司とのみの関わりしかなかった本でしたが、読書会の山本さんが加わることになり、より読まないといけない雰囲気になる

というわけで、私の中で優先度が上昇しました。


まとめ

読まなきゃいけないけど読む気にならないな~と思っている人は、とりあえず語ってみてください。ちょっとは読む気になると思います。

とはいえ、全く本に興味のない人や職場の同僚・友人に、

「この本知ってる?これこれこういう内容の本やねん!こういう点がええねん!…まあまだ読んでないねんけどな!」

と言ったら間違いなく鬱陶しがられるので、ぜひ読書会をご活用くださいませ。きっと優しく受け止めてくれます。

▼『Zoom読書会@北海道サロン垢』への参加方法
北海道民でなくても、

・しるし書店に出品している
・在住地域で読書会を開催していと思っている

方なら参加できるそうです。
ただし西野さんのオンラインサロンメンバー限定です。

ご興味のある方は、サロン限定Twitter内で山本浩史さんを探してぜひご連絡ください。

▼西野亮廣エンタメ研究所に入会していない方はまずこちら

本日は以上です。
たいしたことない事を、無駄に大層に言うこのnoteにお付き合いくださり、誠にありがとうございました。


もっと読書会について知りたい方はこちらを読んでね

▼小山実苗さんの記事
主催の山本さんについて詳しく分かります。

▼さいとうしほさんの記事
独自視点の切れ味抜群です。




サポートしていただきました資金は、全額西野亮廣さんの絵本または本を購入するために使用します。西野さんの世界観を把握して、夢幻鉄道の二次創作(小説)を書きます。