保育士の給与と配置基準
保育士の給与は安い。もっと引き上げるべき!
今の配置基準は古い。見直すべき!
これらはよくTwitterでも見かける内容です。
でも『じゃどうしたら良い』と言う投げかけや『こうすれば良い』と言うツイートは殆ど見かけない。どこかみんな人任せ…。
補助を受けていない認可外保育所を除き、保育所は補助金で運営されており、保育士の給与もそこから支給されています。と言うことは、これは公費であるので、国民の税金などが基になっています。
もし保育士の給与を上げようとしたら、保育に纏わる予算を国が上げてくれないと実現できません。予算を増やしたら、他の事業の予算を減らすか、税収を増やすかしないと実現できないのかな(この辺りはど素人なので詳しくありません。想像の域です。)
配置基準を見直す(配置人数を増やす)にも、やはり予算が増えないと実現できそうにありません。
人が増える→人件費が上がる→補助金額が上がる
と言う図式が成立しないと、容易に配置基準を見直すことはできません。
これらの問題を解決するにはどうしたら良いのだろうか。
答えは簡単で、国がこの問題を『問題』だと認識してくれれば良いだけです。答えは簡単、でも実現は難しい。
国が(政治家が)一番重要視しているのは国民の声(=それに応えることが票につながる)です。だから国(政治家。この場合はそれなりの要職にある政治家)が無視できないほど大きな声を上げることができたら変わるかもしれません。
でも悲しいことに国が動く時は、往々にして何か問題が起こった時です。
考えたくはないですが、配置基準通りで保育をしている保育園で事故が多発すれば重い腰は軽くなります。でもそんなこと誰も望んでいませんし、こうなる前に何とかして欲しいのです。
他に方法は?と考えたら、昔はよくあったストライキでしょうか。私が子どもの頃は電車がストで動かないなんて事あった記憶があります(鉄道関係者が手を組み、定めた日の仕事をボイコットするのです)。
東京の認可保育所で働く人が、配置基準や給与を見直してくれなければ、ストライキをする!となれば国は動くかもしれません。
でも皆、給与や配置基準に疑問や不満を持っていても、ここまでやれる人は中々いません。
果たしてどうしたものか?一個人が頭を悩ませても解決しないが、小さいながらも声を上げないと声は届かない。
無い知恵を絞り出してみるか。
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