自分の足で立つために

2018年6月にアプリエンジニアから、インフラエンジニアとしてスキルチェンジをしました。右も左もわからない状態だったけど、その現場で「インフラエンジニアのイロハ」を学ばせていただいています。

そして月日が流れ、新人未経験の立場から、今では後輩を持つ立場になりました。

後輩育成をするに当たり、最も大切なことは「自分の足で立たせること(=自走力)」だと思います。

ITスキルは正直、やれば身につくと思っていますが、「自走力」が無ければ、自分で案件を進められない指示待ち人間になってしまう。その結果、私のタスクも一向に減らない(これ重要笑)


「先輩がOKと言ったからやりました」ではなく、何故先輩がOKと言ったのかを考えること。

膨大なタスク量の前に落ち込むのではなく、どうすればやりきれるかを考えること。

期限までに間に合わない場合、自らリーダーにスケジュール調整をすること。

リーダーのレビューが通ったら終わりではなく、品質を担保するために何が出来るかを考えること。

人に依存することなく、自分の足で立ってほしいのです。

ただ、これは「主体性」を伸ばすことなので、めちゃくちゃ難しいことだと思います。仕事に対する姿勢なんて、根っこの部分で変わりたいと思ってる人しか変わらないですもんね。それに加えて、残業規制が厳しいご時世。業務だけでなく、自己研磨をし続けなければ取り残されてしまいます。

どうすれば自分の足で人は立つのかなぁと最近よく考えています。

現時点の私なりの結論は、後輩から「意見を言わせる」ことです。


質問に来た場合も、何をどこまで考えたかを確認。
「A案とB案のどちらが良いですかねー?」と聞かれたら、あなたの考えを教えて下さいと返答します。

決断させることを習慣化させないと、選択肢を挙げるだけ挙げて、その後は委ねる人になってしまうからね。

人は決断するために考える。

そして考えるためには決断する機会を設ける。

これが今の私なりの後輩育成の姿勢です。
これからも、頑張ります。

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