見出し画像

【キャリアへ悩む方へ】5年先の目標から次の行動を見つける

私の父親は20年前に他界していますが、本当に色々なことを教えてくれました。中でも一番印象に残っているのが、

「5年先を考えて行動しなさい。」

当時、高校生だった私はこの言葉に何も感じていませんでしたが、年を重ねて深く考えるようになりました。

未来の先読みと目標の逆算思考

「5年先を考えて行動する」

この言葉には、2つ捉え方があると思っています。

1つは未来を先読みするということ。現在の情勢から5年後起こりそうなことを予測した上で、自分がどう立ち回るか。
もう1つは、5年後自分はこうありたいと願うイメージから逆算するということ。ありたい姿(目標)をイメージし、その目標を達成させるために必要な行動を起こす。いわば逆算思考。

前者は受動的、後者は主体的といった感じでしょうか。

個人的には、どちらか一方の考え方では不十分で、両方で「5年先を考えて行動する」ことが必要なのかなと思っています。

いいとこどりですが、時代を先読みし、その上で自分としてどうありたいのかという考えが重要なのかなと。

ソフトバンクグループ創業者の孫さんは、「最初にあったのは、夢とそして根拠のない自信だけ。そこからすべてが始まった」という名言を残しています。おそらく自身の夢から逆算して中長期な目標を掲げ、それに向けて徹底した努力を積み重ねていたのではないでしょうか。その後、ソフトバンクが大企業になったことからも、先見性も当時からお持ちだったことは容易に想像がつきます。

今するべきことの見つけ方

個人的にですが、先述した時代の先読みは領域を狭くして情報収集するのではなく、広くまんべんなく色々なところから収集することが肝要かと思っています。1つの領域にこだわりすぎてしまうと、全体を俯瞰することができず、新しいアイデアを作り出すことや関連性などを把握するのに難しくなってしまうと考えるからです。

目標の逆算思考については、私の場合目標達成ノートなるものを使っています。
仕事とライフスタイルのありたい姿を最終目標として、1年後、3年後、5年後で何を達成できていれば最終目標に届くかを逆算して書き込んでいます。

簡単な方法をお伝えいたします。
❶ まずは最終目標を立ててみましょう!(ざっくりとした内容で構いません)
❷ 最終目標から逆算して、1年後、3年後、5年後の目標を立ててみましょう!(どう順序立てたら最終目標を達成できそうでしょうか?)
❸ 1年後、3年後、5年後の目標を達成するために必要なことを挙げてみましょう!

どうですか?今やるべきことがはっきりしてきていませんか?

目標設定をより細かくすること(1ヶ月後、1週間後)で、やるべきことはもっともっと明確になってくると思います。

ぜひ一緒に、「5年先を考えて行動」していきましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?