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移植4回目 判定日

判定結果、陽性でした。

読むのが辛い方、どうか自分を守ることを最優先にして下さい。
人の報告を聞くだけでダメージを受けてしまったこと、私もあります。


今後もお付き合い頂ける方、
正直、今は喜びよりも不安の方が大きく、明るい内容じゃない時もあるかもしれませんが、
見守って頂けるとありがたいです…!



判定結果を聞く
呼ばれて診察室に入ると、ちょっと渋そうな表情の先生。
だめだったのかなと思いつつ着席。

先生「latteさん、今回の結果出たんですけどねー、
HCGしっかり上がってますね。ご妊娠されてます。」

私「あ、はい。」

先生「おめでとうございます。」

私「ありがとうございます。」

淡々と結果を伝えてくれる先生。淡々と返事をする私。
終始、小部屋にいる全員無表情。

HCG 593.0 mIU/ml

低すぎず高すぎず、普通。ってかんじの数値。
それと、もはや見慣れてしまった「妊娠おめでとうございます」の紙。

先生が渋そうだったのは、これまでの私の治療歴を踏まえてだったのかな。


結果を聞いたあとは、今回移植した胚と、凍結胚の確認。

移植した胚は3日目胚。
評価は6Aと4A。
少なくともこのどちらかは着床してくれたらしい。

双子だとHCGの数値が高くなるらしいので、あの数値だと一人なのかもしれない。

凍結胚は前核期胚から培養した子2つ、採卵時に培養して凍結した子2つ。
後者2つは溶かすことになるまで評価は教えてもらえないんだなぁ。
培養の進捗はアプリで報告してもらえるので大変ありがたかった。



診察後
部屋を出て会計を待つ間に夫にLINE。

じわじわと実感が湧いてくると共に、
いやまだ喜ぶのは早いから。といちいち自分で予防線を貼ってしまう。
素直に喜べないのが悲しいなぁ。

前回の週数を越えて、クリニックを卒業して
無事に出産までいけますように。

とりあえず次の胎嚢確認で生きていてくれることを願うばかり。

9月いっぱいはずっと不安に支配されそうだ…



兆候
はっきり言ってほとんどなかった。
あれがそうだったのか?程度のことを挙げると

・ET7くらいからたまに頭痛。

・ET11~13に着床出血らしきもの

・体温が普段より0.5℃くらい高い
 平熱高めで37℃前後だが、出血があった頃37.5℃弱の体温だった。気持ち悪いとかはなく、ただただ火照る。

・食欲がすごい ずっと「何か食べたいな~」って考えちゃう

・とにかく眠くて9時間とか寝る

・なんだかゴロゴロしたい

・寝る時抱き枕を抱えたい気分。股に枕を挟んで寝た。


最後二つは関係あるかわからない。

出血以外は日常に毛が生えたようなものばかりなので、判定日前に期待しすぎることはなかった。


ちなみに移植後~判定日まで、気を付けていたこととかジンクスとかも何もしてない。
(なんてためにならない内容なんだ…)

硬い床で寝落ちたり、冷房地獄の中仕事してたり、お風呂はシャワーで済ませたり、コーヒー飲んだりした。

特別なことはせず、指示通り薬を飲み、エストラーナを貼り、
サプリのビタミンD、E、鉄、葉酸を継続して飲むくらい。


最初の移植の頃に病院HPに「自分の行動で妊娠率を上げたり、流産率を下げたりすることはできない」と書いてあるのを読んだおかげで、
それもそうだなと腑に落ち、過度に気にせず、気楽に過ごせるようになった。



ひとまず、自分にお疲れ様。
さっそく、前回たまひよ買った時の付録のマタニティ―マークをかばんに付けた。

今は赤ちゃんが来てくれたことを喜びたい。


予兆みたいなこと、そういえば一つあった。

お盆に実家帰った時に裏庭で咲いてた紫陽花。
お母さん「それだけ急に咲いたんやお!すごいやら〜」

その時は「すごいね〜」くらいしか思わなかったけど、そういえば何かのサインだったのかも。
こんな季節外れに、懸命に咲く花。
ちょうど移植直後のこと。

ジンクスは信じないくせにこういうことだけ都合よく思い込もうとする。笑

ポジティブな思い込み大事だと思う。
私はきっとツイている。
きっとこの妊娠はうまくいく。
思い込んで現実にしていこう。

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