懐古

小学生時代、私は2つのジャンプ作品を追うことに勤しんでいた訳であるが、もう1つ私を深刻なオタクにさせたジャンルがある。

ボカロ。

私はこの時からYoutubeやニコニコと共に人生を歩んできたと言っても多分過言では無いと思う。小学6年生くらいになるとカラオケではボカロとアニソンしか歌わなかった。列記としたオタクである。
そして私は小学6年生のいつかは忘れたが、衝撃的なボカロ作品と出会う。「カゲロウデイズ」。正直ここからが黒歴史すぎて若干思い出すと死にたくなる。とまあ話を戻して、私は「カゲロウデイズ」から「カゲプロ」にハマった。銀魂を教えてくれた友人も同様にハマってた。私はマリー推しで友達がセト推しだった。私の推しカプはセトマリ。安定の人気ncpだった。友達の推しカプは何か。今思うと、ここでもし友達も私と同様にセトマリが推しcpだったら、多分私は腐女子になっていなかったのだろう。まあここから分かる通り友達はセトマリでは無く、セトカノを推していた。

当時の私からしたら、BLとかいう男同士の恋愛は本当に気持ち悪いし、私の推しの彼氏が他の男と恋愛しているとか、地雷以外の何物でも無い。でも友達は私にセトカノとかいう地雷の画像を話の間に送ってくるようになる。最初はふざけんなって思ってたまに文面上でキレていたが、時が流れるにつれ、私は「これはこれで良いな」と思うようになっていった。本当に意志の弱い人間である。

ここから私はBLにのめり込む。

腐というのは今でこそ寛容になってはいるが、昔はBL等という趣向を嗜むなんて気持ち悪いという時代だった。(私はこの時代を腐女子暗黒時代と密かに呼んでいる。)だから私は誰に話すことも無く、ひっそりPCで履歴が残らないように嗜んでいた。


以上が私の小学生時代である。次からは中学生時代について懐古していきたいと思う。

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