全ての始まり

小学生時代、私は「オタク」に対して気持ち悪いという認識しか無く、若干毛嫌いしていた。
今思うと幼稚園の頃に散々セーラームーンやプリキュアを見て沸いていた幼女が何をほざいているんだという気持ちしかない。


そんな「オタク」を毛嫌いしていた私にある転機が訪れる。それは小学5年生の頃、とある友人とカラオケに行った時、友人がカラオケで選曲した「桃源郷エイリアン」。あの曲が私の中でとても響いて、私は歌い終わった友人に即この曲について聞いた。そしてこれが「銀魂」の曲である事をしり、私は家に帰って即ネットで調べた。行動力だけは昔から立派である。そこから私が「銀魂」のオタクになるのは時間の問題だった。
アニメは2.3周見たし、ipadの画像欄が銀魂の画像で殆ど埋まった。今は全く銀魂を見ていないが、曲をシリーズごとにop.edが歌えたり、ほとんどのシナリオを覚えているという事から当時私がどれだけ銀魂が好きだったかが分かるだろう。オタクを毛嫌いしてた私まじどこにいった。


そして小学6年生の時、私のクラスではとある作品が一部の間でブームになっていた。そう、「家庭教師ヒットマンREBORN!」である。私はこの頃から周りがハマっているものにハマる傾向があったので、見事にハマった。そしてその頃仲良かった友人と家が近いというのと、同じくリボーンにハマっていたことから、帰り道は決まって「もし私たちが家庭教師ヒットマンREBORN!の世界にいたら」というのを話していた。周りから見ると相当痛いかもしれないが、私にとってはこの時間が幸せだった。
この2つの作品は結果中学入りたてまで引きずって行くことになる。ガラケーにつけていたフィルムがエリザベスだったり、入学初日に持ってきたクリアファイルが家庭教師ヒットマンREBORN!だったり、よくよく考えると入りたてから痛い女だったかもしれない。

本当は小学生時代の話を1つに纏める予定だったがあまりに文が長くなってしまったので、続きは次回書こうと思う。

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