わたしがディノ・アルバーニを素直に歓迎できない理由(エリオスR)

こんばんは。

タイトルの通りなんですけど、ちょっと自分の感情の整理のために書かせて頂こうかなあと思います。別にキャラ叩きとかはするつもりはありません、ディノというキャラクターそのものには何の罪もありませんので叩くところもありません。

そのあたりを前提に踏まえて頂いて、ウエスト推しのわたしがどうしてディノを諸手広げて歓迎できないのかという理由を書かせて頂こうと思います。
お気持ち表明のまとめみたいなものですから、楽しみにされてる方はそのままディノのことを素直に歓迎してあげてください。

またこの記事は心の整理ができたら消すかもしれないと予め申し上げておきます。


理由1:洗脳が完全に解けたという根拠が明示されていない

まあこのあたりはシステム面というかストーリー構成の話ですね。やっぱりわたしには、ディノが洗脳されていた→ノヴァ・ヴィクターにより細胞核に入り込んでいたサブスタンスが除去された→完全に洗脳が解けた!→組織復帰にかけあってきた!という【HELIOS】側の流れに納得できないのです。
別にイクリプスであるシリウスが後ほどモノローグで裏付けしてくれてるのだから、という理屈は分かります。けどそれをヒーロー側が預かり知るはずがない。洗脳されていないという悪魔の証明をしなければいけないディノにとって、与えられた約2か月間は果たして十分な期間だったのかな。アカデミー時代どころか20年前から洗脳されていた子を周りに信用させるのに必要十分な期間なのかな。わたしにはそれが分からないんです。そのあたりは6章で十分な説明があることを祈りますが、それと同時にブラッドがリスクヘッジを置き去ってまでディノの組織復帰をかけあった理由も同時に説明があることを祈ります。そしてなぜ、ディノが自発的で無いにしろ再び裏切ると仮定した際に一番情を優先するリスクが高いであろうウエストに配属になったのかも。とにかく勢いやテンションだけじゃなくて、筋を通して欲しい。闇は無いと公言するのは構わないけれど、そこに重きを置き過ぎて物語としての整合性が薄くなるのは避けてほしいっていうお気持ち。

せめてそのあたりが説明されてからの実装なら、恐らく普通に受け入れられたと思う。順番が逆にも程がある。



理由2:ウエストセクターが3人でチームになる姿を見たかった

まあ、これが一番大きいです。先日の記事にも書いたんですけど、ウエストは一番チームとして不完全なセクターでした。それが2章を経て不器用ながらも仲間として一歩を歩み出して、チームになろうとしかけていた。4章5章ではキースが個人的な理由でLOMを休ませたりとメンターらしからぬ事をしていましたけど、それでも歪でも3人でチームとして信頼の上で一緒に戦う姿を一度でいいから見たかったんですよねえ……。ディノ奪還までのルーキー達の協力がチームとして成り立っていたという見方もできなくはないんですけど、今のところウエストにおいては現在のセクターイベントでジェイが言っていた「ディノが戻ってきてからウエストはチームとしてまとまった」という言葉がどうしても呪いみたいに頭からこびりついて離れない。ディノがいなきゃ、あの3人はチームになれなかったんだろうか。本当にそうだったんだろうか。別に本編を否定はしませんけれど納得は出来なくて。4つ目のピースは絶対不可欠だったのかなあ。

これが5章についてぐだぐだ言ってた理由の1つでもある。
ディノ帰還っていう目的のために話が動いていたからキャラクターの感情の機微や表現が乏しく、誰にも感情移入できなかった。もう少しディノに対して各人の想いを見せてくれたなら、もう少し納得できた気がするんだけど。



ざっくり言えばそんなかんじ

3つ目は書こうと思ったけどちょっと脱線しそうなんで辞めときます。
でも概ねこんな感じです。元々のゲームの設計として、ウエストはディノの加入をもって正式なセクターになるのだというのは一連の流れで分かっています。そのためにディノに関してのプロデュースは、まああんスタにおけるダブルフェイスと同じように破格の扱いと言ってもいい。グッズがすぐ実装されたり、ED曲がソロだったり。声優さんだって文句のつけようがないぐらい人気の大物さんだし、ディノというキャラクターそのものに対して不満を抱く人は余りいないと思う。

かくいうわたしだって、別にディノが嫌いなわけでも憎いわけでもない。
ヒーロースーツver.が思っていたのとちょっと違うので性癖に刺さらなかったのは少し残念ではあるけれど、まあ28歳のテンション高いピザ好きのピンク頭のギャルだと思えば可愛くもあるし、なんかうるさいのが増えたなって感じで新しいウエストセクターが上手くやっていけるだろうという未来は見える。


けど、わたしは3人という歪さだったからウエストセクターが気になったし、不器用の集まりだった彼らが大好きになったんですよね。
ディノの加入によってどんな空気に変わるのかはわかりませんけど、少なくともホーム画面で「ひとりでふたりの面倒見るの大変なんだって。しかも、ふたりとも個性的だしな、はぁ……」ってぼやくキースを見れなくなるのかと思うとぶっちゃけ泣けるぐらい悲しい。

あんスタでなずなが復帰したとき、復帰前のボイスが全て差し変わりましたよね。それと同じことが起きるのだと思っている。いくらESコインで取れるからってそういう問題じゃない。なずなは元々休止状態だったので復帰するのは予定調和だったから納得もできたけれど、ディノに関してはそうじゃない。彼が帰還するのはユーザーにとっての予定調和とは言えない。それはただ運営にとっての予定調和で、ユーザーはその結果を見せられたに過ぎない。

今のエリオスはあんスタの悪しき例を全て踏襲しているから、言いようの無い不安に襲われるし、こんな気持ちを4章終わりから5章実装から、ずっと抱え続けてきたわたしは流石にちょっと気持ちが擦り切れそうになっている。言うなれば限界が結構近いのです。引退すら考えるほどに。

もしかしたらわたしの不安は杞憂かもしれないし、別にディノが復帰したウエストセクターのこともわたしは愛せるかもしれない。というかたぶん愛せるとは思う。けれど、わたしが一番最初に愛した3人ぼっちのウエストセクターは二度と戻ってこない。

成長を悲しんでいるんじゃないんだけど。
たった1回でいいから、3人でのイベントが見たかった。

ウエストセクターは、他のセクターと違って信頼関係というものが余りに薄いものだから、恒常でリンクを繋げるのも大変なんです。キースなんか恒常☆4も☆2もブラッドにしかリンク繋がらないし、☆3はジュニアにしか繋がらない。ルーキー2人にリンクが繋がるのは唯一☆1だけで、信頼関係なんて無いに等しかった。

その点フェイスは☆4、☆2はキース、ジュニア両方に繋がるし☆3はブラッドとオスカーだけど、☆1だってキースに繋がる。ジュニアは☆4、☆1はキースに繋がって、☆3はフェイスとキース、☆2はマリオンに繋がる。

この温度差、たぶんメンター界隈で一番酷いと思うんですよ。こんな信頼関係もめちゃくちゃな3人が、リンクまともに繋げて戦う姿が1度でいいから見たくて。だからウエストのセクターイベント楽しみにしてたんですけど、ディノの加入後というのが確定したので☆4限定フェイスは恐らく確定だとは思うんですけど…もう1枚の☆4が誰になるかは現時点では予想不可能です。一応配布という観点から見れば☆3配布になるのはキース、ディノどちらかなのですけれど……まあ、わたしの予想では恐らくディノです。ディノは恒常☆4がパッションの可能性が高いこと、ジュニアは☆4パッション限定、そして配布の実績がありますので、消去法でキースが☆4パッション、ジュニアが☆3ガチャ限。ということでディノが配布になる可能性が高いかとは思います。でも属性被りの☆4実装はヴィクター、グレイの前例もあるので何とも言えませんし、ディノもその時点では恐らく☆4限定が無いですから。どっちになるかはやっぱり予想できないんですけど。

んなこたどうでもいいんだよ。何自然にイベント予想してんだよ。


というわけで、まあ本来だったら書くことすらためらう内容の記事なんですけど。Twitterの公式へのリプとか見てたらごめんめちゃくちゃ口悪いんですけど、迎合しすぎだしなんか運営のやること為すこと是とする空気が気持ち悪かったんで、わたしの考えを書いてみようかなと思いました。本当に口悪くてごめんなさい。でもわたし、Twitterの何かを否定しちゃいけない空気が嫌いでnote書き始めたので。わたし的にはこの使い方で合っています。

誰に届いて欲しいとも思わない。
母に言われたとおりもう諦めるしかないのだって分かっているし、3人セクターで居て欲しかっただなんてわたしのわがままなのも分かっている。

だけどこんな気持ちを抱えてたんだってことぐらい、自分で自分を認めてやんなきゃあまりに自分の感情が可哀そうだから、わたしぐらいはわたしの感情を否定しないでいてやりたいのです。


公式から提示されたものを受け入れるか受け入れないかは、ユーザーにある唯一の権利ですから。公式が提示されたもの全てを受け入れる必要なんて無いっていう主張は変わりません。です。