無心にフェイス・ビームスを描き続けていたら夜が明けていた(エリオスR 雑記)
おはようございます。寝てない。
フラストレーションが溜まって寝れなかったので、一晩中好きなものをただひたすら描いてました。具体的に言えば、フェイス・ビームスを一晩中描いていました。結構な枚数を殴り描きましたが、そこそこ満足しています。どんな顔させてもイケメンは描いてて楽しいですね!!
いやー…まあ昨日…昨日じゃないな一昨日か。早々に5章の感想を書き殴ってから、ずっと考えてたんですよね。わたしはなぜこんなに楽しみにしていたはずの5章に文句ばかり言ってんだ?なぜ5章を楽しめていないのか?と。脳と手は切り離してたので手はフェイス・ビームスを描きまくってたんですけど、とにかく考えてまして。思い至ったことが1つあった。
わたしのミステリ脳が純粋にエリオスを楽しむ邪魔をしているのではないか……?と
あのですね。わたし前もどっかで書いたんですけど「特撮、ヒーローそしてアメコミ系のノリ」が苦手…というかそもそも嗜んで無い人間なんですよ。ニチアサとかマー◯ルとか本当に苦手で。なんで?って自分でもよく分からないんですけど、自分を考察するにアクション系の作品がそもそも好きじゃない…?から?だと思います…?(自信迷子)
決してディスりたいわけじゃないので作品名は全て伏字にしますけど、ヴェ〇ムとかも見たんですけど、当時巷で絶賛されてるほどの面白さは別に感じなくて……なんかすごいな、最近のアメコミ映画…みたいな印象しかなくて。今はだいぶアクションを重視した映画も観れるようにはなってきたんですけど、やっぱり好む映画と言えばミステリー・ホラー・グロ・サスペンス・サイコ・ソリッドシチュエーションスリラーな人間なんですよ。ホラーとかグロとかは勢いしかないB級C級通り越してZ級映画もかなり多いですけどね。そういうのはあんま好きじゃないです。最近はとりあえず何でも観ます。
好んで買う小説はミステリーばかりですし、まあライトノベルを買ったところでわたしはスニーカー文庫に青春をささげた女ですので、ラグナロクやトリニティ・ブラッド、されど罪人は竜と踊るなどの世界観は激重ため、闇も深めなものを好んで読むオタクだったわけです。いや別に富士見ファンタジア文庫とかコバルト文庫とか電撃文庫とか色々読んでましたけどね。一番読んでたのは角川ミステリー文庫とかハヤカワ文庫だと思いますけど。
そんな人間ですから、特にあのー……なんだろうざっくり言うと人がいっぱい出てくるエンタメには群像劇というか「あいつの思惑こいつの思惑、錯綜する思い、暗躍するそいつ、その裏では人が死ぬ」みたいなものを無意識に求めてしまうんですよね。それに加えましてわたくしは人間が届かない手を伸ばして足掻けば足掻くほど、それこそ人間らしい醜い欲や御しきれない感情に振り回されれば振り回されるほど、その様に興奮する性癖の持ち主ですので、エリオスだとそれこそキース・マックス沼まっしぐらみたいな感じだったわけですよ。言っておきますけどフィクションの性癖の話ですよ。
変態みたいですけど、まあ…デュラララ風に言うなら人、ラブ!俺は人間が好きだ!愛してる!ってことなんですよね。まあ、厳密には(フィクションの)人、ラブ!ですけど。
ノンフィクションはノンフィクションってだけで苦手です……実在の人間の生き様や実際に起きた事件に対して、軽率にエンターテインメントとしての感想とか言えないじゃないですか……。
だからですね、っていう接続詞で繋がる結論じゃないんですけど、割とフィクション作品には「理由や動機」を求めてしまうんですよね…。
現実の人間は理由無くそれこそ本能や思い付き、魔が差すなんて事で行動することも多々ありますけど、作品に登場する人物が理由なしに行動するやつばかりだとお話にならないじゃないですか。アホばっかりでも話にならないし。1人や2人ぐらいはそういうのが居てもいいけど、全員そうだと物語は成り立たないですよね。理不尽なことでも何かが起きたのなら程度はどうあれ理由は必ずあるはずなんです。物語である以上は。これがミステリ脳です。
でもなんだろう…フィクションの中にもリアリティはそれなりに求めるんですけど、理不尽なほど現実に近いリアリティまでは求めてないんですよね。そこまでいくと現実世界と変わらないので。我ながら面倒臭いですね。
なので、まあフィクションに対して厳密に全てを説明しろ!理由をつけろ!とまで思ってるわけじゃないんですけど、「なるほど!」ぐらいのアハ体験はさせて欲しいっていうか。こいつがあの時こういう行動をとったのは、このためだったのか!みたいなそういう気付きぐらいは欲しいんですよ。要は小さくてもいいからカタルシス体験が欲しいんですよ。それと同時に欲を言えば登場人物にめちゃくちゃに葛藤とかしてほしいし、コンプレックスとかめっちゃ好きだし足掻きまくってて欲しい。(欲に忠実な腐女子)
だからそのあたりを踏まえて考えるに、おそらくわたしがアクション映画を好まないのは、アクション映画は理屈よりも画の派手さや勢いを重視する傾向にあるので、わたしの好みにただ合わなかったということなんですよね。アメコミも然り。アメコミ系映画だけじゃなくてアメコミそのものも苦手なのは、単純に読み辛いからです。やっぱり画面の密度が濃いというか、色々と派手なんで。同じような理由かは分かりませんが、斑点が多すぎるという理由でジョ〇ョも漫画は苦手でした。B5判で見るブチャの服はえぐいって。あ、今は全然平気です。ちなみにわたしは第1部と第2部が好きで、一番好きなキャラはスピー〇ワゴンです!!聞いてないですね、脱線ですね。
当初の話に戻れば、アクション映画的なノリ……理屈ではなく勢いを重視するというノリがエリオスにもあったから、それをミステリ脳であるわたしが受け付けなかったというのが理由なのかなあ、と。
とはいえわたしはエリオスにアメコミとか特撮的なノリはそんなに感じてなかったんですけどね。仮面ラ〇ダー的な設定はそりゃ感じてますけど、わたし現代ラ〇ダーは全く見てないので、人体改造とか変身とかヒーローとか設定的な部分だけですね。別に物語自体に勢い重視というものは感じてませんでした。だからこそこれだけハマったんだと思いますし、4章まではまあ壮大なプロローグみたいなものっていうのもあったからなのかな。これから説明されるんだろうな、色んな伏線なんだろうなみたいなものはちりばめられてましたけど、別に4章までで内容的に「スッキリしねえな!」みたいな状態には陥ってなかったんですよねえ……。4章はEDスチルで首傾げたけど。
結局ミステリ脳の弊害だったのかどうかはよく分からなくなりましたが、少なくともわたしが5章に対してとにかく説明不足、感情描写不足、最後は勢いだけの急展開だと感じた理由っていうのは自分で腑に落ちました。自己完結してしまった…。
ただそれがわたしのミステリ脳の弊害なのか、世間的にも急展開だな!?ってなっているのかは分からないんですけどね。
わたしは主義主張そのものにはプライドはそんなに無いんですけど、何かの作品に触れた時の一番最初の自分の感想とか印象ってものだけは大事にしてまして。だってそれがわたしっていう人間の、掛け値無しの価値観なので。
それが世間とズレてても、それがわたしだから仕方無いかなって思ってます。別に印象とか感想とかは矯正する必要は感じていませんし、それを他人に押し付けたり運営にご意見を送ったりみたいなことも考えてません。わたしの感想はわたしだけのものなんだ。みなさんの感想もみなさんだけのものなんだ。その感想をぜひ大事にして欲しいなとは思いますけどね。初めて作品に触れたときの感情って、その一瞬しか味わえない貴重な時間ですから。
だから感想の検索とかもしてないんですけど。別にわたしがエリオスに向き合うために他の人の感想は必要ないですし、わたしが自分自身で落としどころを見つけてこれからどうエリオスと付き合ってくかって話です。
お前5章読んでエリオスやめるんか?みたいな空気感で書きましたけど、べつにわたしエリオスやめる予定もなければ6章を普通に楽しみにしてます。
マンデーナイトヒーローも毎回聞くし、イベントもちゃんと完走すると思うし、課金もする気あるし普通に限定キースがいつくるのか楽しみにしてる。
大体、やめる人間はフェイス・ビームスを一晩中無心で描き続けない。