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#アトランティスの魔導士
◆アトランティスの魔導士〈0〉 ‐序章‐ Part‐1
おおぬきたつや・著。 まどうし
『アトランティスの魔導士〈0〉』
~はじまりのはじまり~ 〈序章〉 part‐1
その店舗(みせ)は別段、今日がお決まりの『定休日』というわけではありはしなかった。が、にも関わらず――。
ぴしゃり…!
そのシャッターは、固く閉ざされたままだった。
そう、午前中よりか、もう
『アトランティスの魔導士〈0〉』〈序章〉 part‐2
おおぬきたつや・著。 まどうし
『アトランティスの魔導士〈0〉』
~はじまりのはじまり~ 〈序章〉 part‐2 (※前回、Part‐1からの続き…)
それがいきなり蹴(け)つまずいたかにペタリと腰を落としたのは、行く手を阻(はば)む冷たい鉛色のカーテンにこの鼻っ面をぶつける寸前だ。
そうか
『アトランティスの魔導士〈0〉』 ‐序章‐ part‐3
まどうし
『アトランティスの魔導士〈0〉』
~はじまりのはじまり~ 〈序章〉 part‐3(※前回、Part‐2からの続き…)
「だあっ、もうっ、やめろよぉっ! オトナってばみんなしてこのおれのボーズあたまをぐりぐりやりたがってさ、でもこれってすっげーめいわくなんだぞっ! ほんにんてきには!! だっておれってばそん
『アトランティスの魔導士〈0〉』 〈序章〉 part‐4
おおぬきたつや・著。 まどうし
『アトランティスの魔導士〈0〉』
~はじまりのはじまり~ 〈序章〉 part‐4 (※前回、Part‐3からの続き…)
「そんな…無理を言ったらいけないよ? ハイクさんの『仕事』がどんなものかはそれなりわかっているんだろう? 今日だってそうだけど、まだアトラちゃんなんかがその細い首を突っ込めるようなものじゃ
『アトランティスの魔導士〈0〉』〈序章〉 part‐5
おおぬきたつや・著。 まどうし
『アトランティスの魔導士〈0〉』
~はじまりのはじまり~ 〈序章〉 part‐5
安らかな、気分だった。
とても暖かく、ふわふわ、ふかふかと…。
それはまるでお空に浮かんだ綿雲(わたぐも)の上に、この身をまんま委ねている。
そんなまさしく夢のような心地のよさだ。
ただ真上から容赦
『アトランティスの魔導士〈0〉』 〈序章〉 part‐6
おおぬきたつや・著。 まどうし
『アトランティスの魔導士〈0〉』
~はじまりのはじまり~ 〈序章〉 part‐6
「うん、シュウのあんちゃんまたあした来るってさ…そうだっ、じいちゃんアレどこやった! あのハコ入りのおみやげ、アレってばあしたの〝お祝い〟じゃねえんだかんなっ!!」
「ん、何を言うておる? そんなものはもう