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宮沢賢治の夢みた理想郷を、佐賀で🌱
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宮沢賢治のもの語りには、個性豊かなキャラクター数多くが登場する。
中には今でいうところの、"発達障がい"のような人?たちもいたりする。
身体の不自由な人?たちもいる。
真如代表は、この境目のない宮沢賢治の世界感や信仰心をいつも魅力的に語って聞かせてくれる。
🌿🌿🌿
真如さんの想う宮沢賢治とはどういう人物ですか?
▶︎仏様の教えの中にいる人が人間の形になったみたいなイメージ。
▶︎時代錯誤してる人。
▶︎一生懸命折り合いをつけようと生きたけど全くあわないまま死んでいった。
▶︎真実を教えようとしたけど、伝わらなかった。かけ離れた世界のことを一生懸命教えようとした人。
▶︎賢治は天才だったとおもう。
▶︎賢治自体が発達障害というか、個性派だったんだとおもう。
▶︎突き抜けた人。
▶︎天文学や鉱石などにも詳しかった。
▶︎空を見ても足元をみても農業もできるし、天才。
▶︎自然の研究家
▶︎自然のものに関心が高かった。山・石・星・風・太陽・宇宙 など。
▶︎変わり者だよね。
▶︎社会と馴染めてないよね。
▶︎一般的な言い方・見方をするならば、可哀想な人。共感されず、誰からも認められず死んでいった人。
▶︎熱烈な法華経信者。
▶︎親と宗教感が合わず、妹が死んだときにも別々にお葬式をした。
▶︎自分が死んだ時も、親に最後の願いとして、
法華経の教本を20冊配って欲しい。法華経をひろげて欲しいと遺書のような書き置きをして亡くなった。
などなど。
賢治を語るのは難しいと真如代表は語る。
🌿🌿🌿
上記にもある通り、
宮沢賢治は、法華経を信仰しており、なぜ親が信仰している宗派ではなく、法華経を選んだのか。
それを知るべく、
他の宗派との違いを真如さんに聞いてみた。
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仏様はたくさんいる。
そのなかでも、お釈迦様は、地球に人として生まれて仏になった唯一の人。
教本(お経)は、お釈迦様が書いたもの。
般若心経や一切経など、お経の種類はたくさんある。
文字も読めない人が多いこの時代に、人々にどうやってこの教えを伝え広げていくのか。
日蓮聖人は、お釈迦様が書いた全てのお経を読んでみて、法華経を選んだ。
今ここで成仏できる。
なにかをしてもしなくても、この場所で。
命は途方もなく長い。など、内容が特別だったためだ。
賢治は、このような教えを伝えていきたかったのではないかとおもう。
🌿🌿🌿
妹だけが唯一の理解者だった宮沢賢治。
自由な信仰を持てない家庭に生まれ、一番身近な親から否定され、理解されないまま死んでいった。
しかし、賢治の物語を読むと、
わたし達は、大いなる命の一部 であり、
ずっとある命の一部で、
死んだらここで終わり。
とは思っていなかったのではないかと感じる。
生きている今のことだけを考えていない。
文字にして伝えることで、命を吹き込んでいる。
先をみている法則のようなものを感じる。
命
そのものを大切にしている、賢治の世界観が好き。
大いなる流れに溶け込む。身を任せる。
そういう生き方。
わたしには上手にはできないけど、、、、
🌿🌿🌿
賢治の生まれ生きた時代は、飢餓や貧困があり、作物もじゅうぶんにはない時代。
栄養のある野菜も少なく、病氣で人が死んでいく。
そんな現実のなかで、賢治が書き残した作品にはキラキラした世界が広がっていた。
いーはとーぶ
キラキラした理想郷
賢治の想像したキラキラした理想郷になれば。
とおもい、この名前を施設の名前としていただいた。
🌿🌿🌿
作品のひとつに『ポラーノ広場』という物語がある。
▶︎ある少年がステキな場所だよと聞いていた"ポラーノ広場を探し、見つけた。
しかし、そこは思っていたステキな場所とは全然違っていた。
その光景に愕然とし、その後行方不明に。
数年後、帰ってきた少年は、こう言った。
『ボクがポラーノ広場を作るんだ‼︎』
夢みたいな場所に行きたいと思っているけど、そんな場所はどこにもない。
この現実に、少年は、
【自分で自分の世界を創る】
それが、
ポラーノ広場。
賢治の物語には、貧乏な主人公や家庭環境が悪い主人公がでてくる。しかし、どんな生い立ちでも強く生きる姿がそこにある。
わたしはそこに共感しているのかも。
苦しみは来る。
来ないでーと思っていると来る。
でも、必ず解決できる。
なんならどんな状況でも楽しんでいる人がたくさんでてくる。
そんな賢治の物語から勇氣をもらっている。
🌿🌿🌿
賢治は障害者をどうみていたとおもいますか?
▶︎大体障害者ってナニ⁉️
大体にしてその呼び方がすかんとよ(佐賀弁w)‼️
と声を荒げた真如代表。
賢治の物語には障害者ということばは出てこない。
読んでると、この人もしかしてそうかな?と思う人がでてくるけど、
個性豊かなキャラクターとして登場
している。
見た目がいじめの対象とかになることはあるけど、それも
彩りのある社会
が見える。
健常者だけの物語ではない。
貧乏な人
見た目が悪い人
いじわるな人
いろんな人がでてくる。
わたしは障がい者です
と障がい者自身は思っていない。
関わる人たちが関わり方に工夫が必要だから呼びやすいように勝手にそう呼んでいるだけ。
賢治の世界にはそんな線引きや境目がない。
🌿🌿🌿
最後に、真如代表にとって、
宮沢賢治とはどんな人でしょうか?
考え方の見本です。
あと、夢を与えてくれる人。
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ソウイウモノニワタシモナリタイ。
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そんな最後の一言がわたしには聞こえた気がした。。。
🌿🌿🌿
あまね広報部より
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