見出し画像

結論的な何か

黙って聞け

https://youtu.be/utKQYL0fNxE?si=2uVDtoZCi9S3sU8Z

 アニメのために作られた曲だって、出来が良ければこのように尊敬を持って曲が受け入れられ、尊敬を持って表現されているんだ。
 世界中の(キリスト教に寛容な国に限る)国の言葉で賛美歌として歌われている。
 要するに、良い結果(作品:小説でもマンガでも映画でも)なのであれば、元が何であれ、それは良いものとして正直に評価されるんだ。それなのに、「お前のジャンルはレベルが低いから」という意味不明な事を言う奴のほうこそ、レベルが低いんだ。

推定される揚げ足

 「でも、元が聖書からの引用じゃん! ふん!」
 では、逆に問おう。膨大な文章の中から探して、これ以上の品質で言葉のコラージュができるのか? その歌詞に素晴らしい曲を付けられるのか?
 おまえらは言う。「結果を見せてよね!」
 結果を見極めるだけの観察眼も知識もないのによく言える。
 では、逆に問う。「おまえらが下げずんだ方々の作品を、評価しようとしたことがあるのか? お前の作品は品質で上回っているのか?」
 ブルガーコフ「巨匠とマルガリータ」の作品内。精神病院の中で作家は、泡銭ほしさに政府を賛美するチンケな詩を書いているエセ詩人に言う。「それは良いものですか。もし、良いものではないとご自身でわかっているのなら、二度と書かないでください。」

結論のような何か

 お前らがエセ詩人なのか、本物の作家なのかは、当人が決めるものではない。第三者が目で見て吟味し、時間を通かけて、本当に良いものだけが残っていくものだ。
 周りを見てみろ。
 「作家」という名称が金で買われ、電子書籍一本でプロを名乗れる現在。
 都知事選で負けた後、税金の無駄遣いしかしない知事に飼われるSF作家。
 他のジャンルを貶める行為。
 これは良いものを作り出そうという態度なのか?
 そういうわけで、十年後に結果合わせをしようぜ。
 というか、この十年間で何があった? 量の問題では無く、作品はどれだけ生き残った?