「ギブ・アンド・ギブ」は本当に成功法則なのか?

こんにちは、大成信一朗です。
 
「成功の秘訣は人に与えること」
 
この「ギブ・アンド・ギブ」は成功するマインドセットとして、自己啓発本で成功法則や成功哲学としてよく書かれている。
 
ギブ・アンド・ギブについては、こちらの記事で解説している。

ギブ・アンド・ギブは確かに成功法則である。
特にネット副業やネットビジネスでは。
 
しかし。
ギブ・アンド・ギブだけでは成功できない。
テイク(受け取る)もしっかりしないと成功できない。
 
そこで、ギブ・アンド・ギブに隠された罠とテイクをすべき理由について解説する。

ギブの戦略

ギブ(与える)はマーケティング戦略の一つになっている。
例えば、無料サンプル、無料プレゼントなど。
また、SNSでもインフルエンサーがフォロワー獲得の成功法則として「役立つ情報を提供しろ」と言っている。
 
多くの企業や人がギブをしている。
なぜか?
なぜなら、ギブをすると稼げるからである。

ギブをして、注意や興味を集める(集客)

ギブをして、集まった人たちの好意や信頼を高める(ファン化)

ギブをして、さらに好きになってもらう(信者化)

売る(テイク)

これが、今のネットやSNSを使ったビジネスの流れである。
こちらの記事に詳しく書いたので、合わせて読んでほしい。

この中で、一番最初の集客のステップが一番重要である。
なので、成功者は集客のステップで気前良くギブする。
 
要するに、今のネットビジネスではギグをしないと成り立たないのである。
だから、みんな声を大にして「ギブが大事!」と叫ぶのだ。

ギブ・アンド・ギブの落とし穴

成功者やインフルエンサーが「ギブしてギブしてギブしまくれ!」と言う。
だから、多くの人はギブが重要であると思い、ギブすることに徹する。
 
確かに、ギブすることは間違いではない。
しかし、ギブすることには落とし穴がある。
そして、成功者やインフルエンサーはその落とし穴を語っていない。
だから、多くの人がギブはするものの、全然成功できない。
 
ギブの落とし穴。
それはセルフイメージ(自分の価値)が下がることである。
 
見ず知らずの人に無料(タダ)で何かをあげる時、損した気分になるのではないだろうか?
たとえ情報など金銭を伴わないものであっても、無意識のうちに損した気分になる。
そして、それが積み重なると、セルフイメージがどんどん下がる。
 
セルフイメージは成功するためには重要な要素である。
なので、セルフイメージを下げるということは成功から遠ざかるということである。
セルフイメージについては、こちらの記事で解説しているので、ぜひ読んでほしい。

なぜ成功者はギブ・アンド・ギブでも成功しているのか?

ギブ・アンド・ギブはセルフイメージを下げるため、成功から遠ざかる。
それなのに、なぜ成功者はギブ・アンド・ギブでも成功できるのだろうか?
 
彼らは、最初は与えて与えて与えまくるが、しっかりと受け取ることも考えているのである。
要するに、彼らにとってのギブは投資と言える。
ギブを投資と考え、後で大きなリターンとして戻ってくると考えいるので、成功者はギブをしてもセルフイメージが下がらないのである。
 
また、彼らはギブしながら、しっかりと受け取っている。
例えば、シャエしたり、フォロワーになったり、メルマガに登録したりなどだ。
要するに、ギブをした時に受け取る物はお金以外のものでも良いのである。
 
なので、ギブ・アンド・ギブする時には、必ずギブに対する対価(フォロー、プラスのエネルギー、信用など)を明確にし、それを受け取るようにしよう。
 
なお、ギブばかりして受け取らないと、セルフイメージだけではなく、心が乱れ、考えや感情がネガティブになる。
なので、与える事と受け取る事のバランスを考えよう。

ギブしたら対価を回収しよう!

ギブ・アンド・ギブはネットビジネスで成功するマインドセットである。
しかし、ギブ・アンド・ギブはセルフイメージが下がり、成功から遠ざかるという罠がある。
なので、成功者はギブ・アンド・ギブをしながら、お金以外の形でしっかりテイクをしているのである。
 
成功するには、ギブとテイクのバランスが大事なのである。
今日から「ギブをしたら、何らかの形で受け取る」というマインドセットを持って、情報発信しよう。
 
大成信一朗



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