モノづくり実験室 vol.4
\ モノづくり実験室、4回目終了/
この企画は、福祉施設の中で障害のある人たちの個別支援の延長線上にあるモノづくりを考えた時に、様々な手法を知っておく必要があるなあと現場を見ていて課題に感じ、それを体験するたくさんのコンテンツを毎月実施する企画を思いつきました。
えんじゅくの近所に住んでいる、700のコンテンツを持つ日本出張ワークショップ協会の海老沼麻貴さんに昨年から福祉の現場のモノづくりに関わってもらいはじめています。
海老沼さんとはいろんな課題を共有し、最近、私マターで実施しはじめている障害のある人の作品などを商品化するプロダクトにも一緒に楽しく実施してくださってる方です。
なので、商品化に至るレベルのモノに魅力のある内容のワークショップにしています。
4回目は、『フェルトソープ』。今回は各1時間30分、4回開催で、9人が参加しました。
第4回目 は、羊毛フェルトをふんだんに使ってつくるせっけん、『フェルトソープをつくろう』ワークショップを2020年10月25日(日曜日)に実施しました。
羊毛フェルトをせっけん1個に付き4gつかいます。
まずは好きな色のフェルトを選び、縦・横フェルトを広げて巻き付けます。
次に紐を巻き付けたり、好きな形にしたフェルトをくっつけます。
そして、ぬるま湯につけて、泡が出なくなるまでつけます。
そのあとは、石鹸の泡をたてて、ころころと手で丸めます。
フェルトが締まってくるまで、手でこねていきます。
フェルトが締まって空気が抜けたら、完成です。
フェルトは、抗菌作用もありカビません。泡もよく泡立ち、きめ細やかな泡が出ますので、実際にも使用できます。
また、石鹸と一緒に縮み、最後は石鹸がなくなっても、フェルトは残りますので、そのあとも、キーカバーや小銭入れとして使えます。
子どもから大人まで、デザインを考えることも十分に楽しめて、手を使って感触も楽しめます。
いろんな応用もできて、これも福祉の現場に活かせるのでは仲と思いました。
次回は、12月20日、ステンドグラスのオーナメントを予定しています。
感染拡大防止について、十分に配慮して実施します。ご興味のある方はぜひご参加ください!
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