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【パンナコッタ】

~こんにちは料理酒をスィーツで使う新たな発見~

先月末から新酒の発売が始まりましたが、今月は地元への出荷ラッシュで、矢吹町のPB「開拓のうた」も販売されます。香り高くフレッシュ、飲み口はすっきりな新酒の数々がラインアップされていますので、料理酒同様に年末年始の際にはご利用くださいませ。
今月は、パーティーシーンに活躍しそうな「パンナコッタ」です。器の淵にシュガーを飾り、キラキラ光るおしゃれな雰囲気になりました。
レシピをご紹介くださるのは、
Cooking Studio I-e(イーエ)代表・料理研究家の中村美紀さんです。
それでは中村美紀さんの季節のコラムと共にお楽しみください。

*コラムの後にレシピを投稿しております。

< ふくしまごはん歳時記 2023年12月 -師走(しわす)- >
【二十四節気(にじゅうしせっき)とは】
太陽年を日数(平気法)あるいは太陽の黄道上の視位置(定気法)によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したもの。
■大雪(たいせつ) 2023/12/7-12/21
雪が降ると積もるようになる頃。本格的な冬、南天の実が赤く色づく頃。
■冬至(とうじ) 2023/12/22-2024/1/5
冬の最中で寒さの厳しい時期。一年で最も昼が短い日。

【季節のコラム】
2023年も今月でもう終わり。一年とは本当に早いものですね。
実は先月、長崎へ。発酵を専門にしているシェフのお料理を食べに行ってまいりました。コース料理の中に、九州は焼酎文化なので、いも焼酎などを仕込む時の黒麹で作った甘酒でさっと炙った穴子を和えた一品がありました。東北にはない食材の取り合わせで、まだまだ食べたことがないおいしいものがたくさんあるのだと好奇心を刺激されまして、次の日早速こんにちは料理酒を使っての試作をしました。
こんにちは料理酒を使ったいろいろなスィーツに挑戦していまして、パンナコッタにこんにちは料理酒を入れたらおいしくなることは知っていましたが、メープルシロップに入れてみたらどうかとひとたらししてみたら、大きな発見が。
メープルシロップ独特の風味が和らぎ、優しい味わいのソースが完成!!
まだまだ、こんにちは料理酒の奥の深さには驚かされます。麹の「酸味」と遊ぶ、とても楽しい時間でした。クリスマスにぜひ、作ってみてください。それでは、また来月。

※参考資料:にっぽんの七十二候(枻出版社)春夏秋冬・土用で暮らす。
(富田貴史・植松良枝著 主婦と生活社)暦生活 https://www.543life.com/seasons24/
■レシピ監修:Cooking Studio I-e(イーエ) 
料理研究家 中村美紀HP: http://www.studioi-e.com/
オフィシャルブログ:ミキティママの「人・食・酒が人生の三種の神器」https://ameblo.jp/cookingstudioi-e/

【パンナコッタ】

~こんにちは料理酒をスィーツで使う新たな発見~


■材料:(5~6人分)
牛乳・・・・280ml
生クリーム(動物性32~34%)・・・150ml
練乳・・・・20g
グラニュー糖・・・小さじ1
こんにちは料理酒・・小さじ1/2
A:(粉ゼラチン5g、水大さじ1)

*ソース
メープルシロップ・・大さじ1
こんにちは料理酒・・少々

材料

■作り方

  1. Aの材料を混ぜてゼラチンをふやかす。

ゼラチンをふやかし混ぜておく

2.火にかける
牛乳、生クリーム、グラニュー糖、練乳、料理酒と1のふやかしたゼラチンを入れて火にかけ、沸騰直前まで温めたら一度濾す。


すべての材料を鍋に入れる
沸騰直前まで温め、一度濾す

3.冷まして固める
氷水を当てながらとろみがつくまで混ぜ、保存容器に入れて3時間ほど冷蔵庫に入れて冷やし固める。メープルシロップにこんにちは料理酒をひとたらししたものをかけて召し上がれ。

氷水を当てながらとろみがつくまで混ぜる
保存容器に入れて3時間ほど冷蔵庫で冷やし固める
ソースの材料
メープルシロップに料理酒を垂らす

※グラスのふちにグラニュー糖をつけたい場合は、レモン汁でふちを拭いてから、さかさまにしてグラニュー糖をつけていく。

レモン汁で淵を拭く
さかさまにしてグラニュー糖をまぶす
盛り付け、ソースをかける
パンナコッタのできあがり!

■こんにちは料理酒を使うポイント
・麹と酒粕のほどよい酸味が、乳製品のおいしさを引き立てます
・メープルシロップにひとたらしすれば、激的においしくなります

こんにちは料理酒

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