テレビを使った子どもの習慣づけ

サブスクリプションサービスが映像関係の主流になりつつありますが、テレビはテレビでメリットがありました。

1.毎日やることの時間が決まらない

 うちの子がイヤイヤ期に入ってから「お風呂入るよ」「いや!」というやり取りをいくどとなく繰り返しています。同様に「保育園行くよ」「いや!」というやり取りや、「寝るよ」「いや!」というやり取りもかなり頻繁に行っています。
 このようなやり取りをしているとき、かなり疲弊します。パパとしてはこの時間にお風呂に入ってくれないと洗濯ができないとか、保育園になかなか行けないと仕事に遅れるだとか影響が大きいからです。そういう意味でも個人的には悩みのタネになっています。
 しかし、そういったやり取りをしているときの状態を振り返るとだいたいDisney+かNetflixを見ていることに気づきました。

2.テレビは放送時間が決まっている

 月額料金を払えば無限に見られるサブスクリプションサービスと異なり、テレビは放送時間が決まっています。学生や大人からするとかなり不便だなあと思うのですが、習慣づけには利用できるのは? と思い始めました。
 実際に試してみると、悪くはないかもしれないという手応えでした。まだまだ始めてから時間が経っていないので、習慣にはなっていません。
 今思えば私も子どもの頃、月曜日の19時は「金田一少年の事件簿」「名探偵コナン」といったように曜日と曜日と時間の感覚をテレビから学んでいたような気がします。

3.幼少からサブスクリプションにふれるということ

 大人でもたまに睡眠時間を削ってやってしまう「イッキ見」。これが小さい頃からできてしまう環境は正直怖いなあと思っています。便利だったり、楽しかったりするものこそ、付き合い方が大切です。そのため、ある程度親がコントロールして利用させようと思っています。もちろん、もっと大きくなったらあえて放置して失敗させることも考えています。
 サブスクリプションのデメリットについてふれましたが、一方で過去の名作やシリーズ作品を初期から追いやすいというメリットはあると思います。また、テレビはせいぜい10あるかないかのチャンネルから気に入るものを選ぶ程度ですが、サブスクリプションサービスの場合は何千何万のなかから自分が気に入るものを選ぶという訓練もできます。個人的には多くのなかから気に入るものを見つける訓練は必要だと思うので、メリットだと感じています。
 テレビ、サブスクリプションサービスそれぞれのメリット、デメリットを親として持ち、子どもにもふれさせていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?