おばあちゃんと一緒に寝たり、おじいちゃんとお風呂にはいるようになったうちの子

 私か奥さんと一緒でないと絶対に眠らなかったうちの子が、おばあちゃんと2人で寝るようになった話。

1.3歳になっておばあちゃんと一緒に眠るようになった

 うちの子は私か奥さんが一緒でないと夜眠ることができませんでした。
 しかし、3歳になって、はじめての帰省でおばあちゃんと一緒に眠ってくれました。しかも、自ら「ばーばと寝る!」と宣言し、おばあちゃんの部屋に移動しました。
 本当に眠るのか? お義母さんに迷惑をかけていないかと心配していました。過去にも「ばーばと寝る!」と宣言をして一緒に寝ようとしたことがありましたが、そのときは2時間以上眠らず、奥さんのご両親を結果的に困らせたことがあります。
 そういったことがあったため、部屋を出ていってからは耳を傾け、1時間ぐらい眠らなかったら迎えに行こうと思っていました。30分ぐらいはうちの子の笑い声が響いており、前回と同じような結果になると思っていましたが、すぐに声が聞こえなくなりました。

 翌日、お義母さんに話を聞くと、部屋に入ってきてから1時間もせずに眠ったとのこと。夜、目覚めることもなくぐっすり眠っていたため、お義母さんの睡眠を妨げることもなかったそうです。

2.お風呂は「じーじと入る」

 お風呂についてもこれまでずっと私か奥さんが入れていました。過去、奥さんと私が体調不良のとき、奥さんのご両親が入れようとしたのですが、ギャン泣きして結局私が入れたこともあり、奥さんの実家でも私がお風呂に入れていました。
 しかし、ばーばと一緒に眠った次の日、「お風呂、じーじと入る」と言って、お義父さんとお風呂に入っていました。もちろん、お風呂の前後の支度などは私と奥さんがやりましたが、これには私も奥さんも驚きました。

3.驚きよりも肩の荷が下りた安心感

 驚いたものの、私も奥さんも肩の荷が降りたという安心感のほうが強かったようです。奥さんは「私たちが流行り病にやられても、最悪子どもだけ私の実家に避難させられるね」とも言っていました。
 この言葉には確かにと私もうなずきました。

 最高気温が37度ある日も流行り病をもらうまいとマスクをして生活をしていました。外でマスクを外すとしても食事と人が少ないときだけにしていました。
 それは私か奥さんのどちらかでも流行り病にかかったら家族全員に感染する可能性が高いからです。それに加え、うちの子はまだまだ私と奥さんにべったりなので、私や奥さんのご両親に任せることもできない。
 そういった状態に追い込まれることがないよう、多くの人がマスクを外す中、熱中症に気をつけながら我慢していました。

 もちろん、マスクは引き続き、念の為つけるつもりです。しかし、最悪の場合、子どもだけで奥さんのご両親の家に行く、という選択肢が増えたことが私と奥さんにとってはとても大きな出来事だったのです。

 うちの子が私から離れていくことを寂しく思うものの、報道自体はされなくなったが、感染者が日々増えている環境の中では安堵を覚えました。

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