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オムソバ1000円を1200円にした。プライシングって面白くないですか?

プライシングってほんとに難しい。
皆さん自分が作った商品やサービスに値付けされたことあるかと思いますが、

「こんな値段だったら買われない」

「これくらいは出してくれるでしょ」

と、一人でモヤモヤしてしまいます。

例えば飲食店で食材の原価率は約30%と言われてます。残り30%人件費、35%営業経費、5%は利益とすれば価格は決まるでしょう。

ですが、たとえ原価率8%で100円だとしてもお客様が欲しいと思えば1200円で販売できるのがプライシングの醍醐味ですね!

また原価率が60〜70%だとしても、価格100万円で売れたら30〜40万円入るのです。

商社とかそんな感じです。

なので僕は業種の形態によって違いがあるトコを押さえて自分がその業態の経営者になったつもりで商品・サービスの価格を決定するプロセスをしてみて試算してみます。

オムソバって食べたことありますか。

「オムレット焼きそば」の略で焼いたそばを卵でロールしてオムレツにするのです。

僕のお店で最初880円に設定しました。
だけど料理の仕方に拘って独自の風味で人気商品なので1000円にしました。

そして卵をより良い地元の養鶏場から仕入れた卵に変えて200円アップし、1200にました。

特にだからといって買われなくなることはありませんでした。

いずれここのオムレツはどことも違うっ、と言われるくらいなオムソバにするつもりです。そしたら1800円まで値上げできるかな、とか考えてます。

コロナ禍明けて、円安などの影響でインフレが急速に進んでる今、政府が賃金を上げましょう!と言っておりますが、これは何だかんだ会社の努力でしか無理な話。

そしたら自社の商品を値上げするってことです。

まあ、もうすでにどんどん値上げはされているので、値上げしましょう。

それ以外に賃金を上げる方法としてコストを下げると言う考えもありますが、可能性として高くて良いのは値上げです。

値上げしようと商品を見直すとサービスや価値を上げることって限りがないですね。

コスト削減は限界があり色んな人たちに我慢してもらわければなりません。

大切な取引先パートナーが苦しむことと、安くて喜ぶオッサンやオバサンとどちらを選びますかっ、て話です。

そう!

もう、これで明日から値上げできますよね(笑)

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