気胸からの生還

8/7から入院してました。
症状は自然肺気胸という病気です。

入院するのは15年ぶり位ですが過去3回入院してるので慣れたものでした。

自然肺気胸とは？

細かい話は以下参照。

気胸 (ききょう) | 社会福祉法人 恩賜財団 済生会

簡単に説明すると急に胸や背中に痛みが走り、息苦しくなります。
状態によっては歩くだけでも強い痛みが走り、息が上手く吸えない状態になります。

結構分かりやすいのは、軽くジャンプするとボコボコ体内で空気が動く音がすることでしょう。この音が聞こえたらほぼ気胸です。

軽度の場合は自然治癒しますが、中度以降は病院で処置しないとかなり危ない状態になります。

自分の場合は自然肺気胸というやつで外部からの衝撃などで起きるパターンもあります。

発症から退院までの流れ

7/31頃…背中に違和感

8/5、6…本格的に肺に痛み発生、様子見

8/7…全然治る気配なしのため近所の病院へ
　　→ レントゲンで肺の上部と下部に気胸ありと言われ紹介された病院へ
　　→ 思ったより大きい感じだったので入院(レントゲン、CT見た感じ漏れが大きいため)

8/8、9…8/7時点で判明してましたが穴は塞がっているようなのでいつ退院するか決めてあとはひたすら安静に。

8/10…夜にクランプ(通してる管をクリップみたいなので止める)。

8/11…レントゲンを撮って問題ないことが判明したので管を抜いて退院。

処置から入院中の話

・処置
処置は非常にわかりやすいのですが、空気を抜くために管を通します。
通す場所は気胸のある側の脇から下、真ん中あたりが多いと思います。今回は胸部から刺されました。

処置する際は麻酔をするので痛み自体はそれほどでもないですが、管を通す時の押し込みと空気が抜ける時はそれなりに痛いと思います。

・入院中
麻酔が切れるとそれなりの痛みが出るので、痛み止めを処方されるので飲んだ方が無難。あとは管の違和感はどうしようもないのであきらめましょう。

基本的に肺以外は健康なので暇つぶしの道具がないとかなり辛いかも。
動くのも特に制限がないので歩き回れますが、胸腔ドレーンという肺の状態を見る機材が結構邪魔です。慣れるまで少し大変かも。

肺のサイズが戻って空気の漏れも無ければ管を抜いて退院できます。

費用とか

病院によって入院代などは変わってきますが自分の場合は8/7-8/11の5日間で約80000円(3割負担)でした。
上記は入院中の治療、食事も含みます。レンタルで衣類なども借りていたのでその分は別途請求が来ますが1日500円くらいなので2500円程度。

手術がないので85000円位で収まってますが、手術も含めるとたぶん30万超えるでしょう。

退院したあとは？

退院後は管を抜いた後に傷を縫う必要があるのでそれの抜糸くらいです。

あとこの自然肺気胸は再発しやすいのである意味一生のお供になります。出来ることはなったら軽度であってくれと祈るくらいですね。

発症率を下げるなら手術した方が無難です。1割位まで下がるのかな？開胸する必要はなく内視鏡で出来るので期間も短く済みます。

以上、自然肺気胸についてちょっとメモ的な記事でした。