クリティカル・シンキング2(問題解決)

1.問題解決のステップ

ステップ1:What

問題の明確化:問題は何か?どの程度問題か?

ステップ2:Where

問題箇所の特定:どこが悪いのか?

ステップ3:Why

原因の追求:なぜそうなっているのか?

  ①考えられる要因を具体的に洗い出す

  ②原因を更に問い続ける

  ③因果の構造を捉える

ステップ4:How

解決策の立案:どうすればいいのか

 ①オプションを広げる

 ②判断軸を決め選択する

2.問題特定時の注意点

 (1)原因と結果を混同せず、結果→原因の順番で考える

 (例)問題点:売上が下がっている

 結果:来店数、購買率、客単価

 原因:商品、価格、販売チャンネル、プロモーション

まずは現状分析として、今の結果からなぜ売上が下がっているのかを検証する必要がある

 (2)根拠のない決め打ちはしない

 →仮設は検証が必要

 (3)無目的な分析により時間の浪費は注意をする

 →分類分析に意図や目的を持つ

3.MECE(モレなくダブりなく切り分ける)

(例) カフェのお客様アンケートの分類方法

  ①年代別

  ②来店回数別

  ③滞在時間別

  ④客単価別

・分解する切り口の主なパターンは下記3つ

画像1


3.因果関係

 (1)因果関係が成り立つ条件

  ①時間的順序が正しいこと

  ②相関関係が存在すること

  ③第三因子が存在しないこと

 (2)因果関係の推定において陥りやすい「落とし穴」

  ①直感による判断

  ②第三因子の見落とし

  ③因果関係の取り違え

  ④最後の藁(1番最後に起きた出来事で物事を決めつけること)

 (3)因果関係を考えるステップ

  ①考えられる要因を具体的に洗い出す

  ②原因を更に問い続ける

  ③因果の構造を捉える






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