いわしの思い出
学生時代、料理できる人になりたくて、鰯の下処理に挑戦したのだけど、頭落とすとか無理で、包丁当ててから出来るだけ見ないようにしながら「あああ」と叫びながらやってそれ以来全くやってなかったのだけど
久しぶりに、何年ぶりだろう、安かったので鰯を買ってきて、やってみた。
なんの恐怖もなく普通にできた。
いつのまにか強くなってる自分に少し驚いた。
あんまりきれいにはできなかったけど。
鰯
ある夜入った古い居酒屋さんで、
「なんか鰯好きなんだよね」
と言って鰯のお刺身を注文していたことをいつも思い出す。
夜に時間を忘れて、こそこそふらふら一緒に遊んでいたひと。
目の前にあるものが自然に話題になって、そこからいろんな気持ちになって喋ってるのがおもしろかった。
なんでもないことも、そのひととお喋りしてるとみんな面白かった。
そんな人になりたい。
鰯とか鯖とかを梅干しで煮るのが好きです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?