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知りたいのは、我々に何をしてほしいかなんだ!

先日、ある社内システムを切り替えることになり、部内全員に必要な手続きをとってもらう必要が出てきたため、部内のある会議の場で、私はその説明を行った。

社内システムの切り替えを行う目的・今後の見通し・現在の進捗・依頼事項について、手短に説明をしたのだが、相手からの反応は散々なものだった。

「今の進捗なんて、どうでもいい。知りたいのは、我々に何をしてほしいかなんだ!説明が早口すぎるし、内容が難しくて、何をすればいいかさっぱり理解できない。

まだまだ説明力が足りないなぁ、とションボリしつつ、いただいたコメントを真摯に受け止め、改めて、部内SNSにて、いつまでに何をやってほしいか 及び やらなかった場合のリスクについて、かみ砕いた表現で事細かに説明。

そうしたら、みんなが一気に動いてくれて、無事、期日までにToDoが全て完了した。
システム切り替え後も、トラブルは一切発生せず、私は安堵した。

誰かにアクションを起こさせるには、相手が理解できる言葉で、相手が知りたいポイントを押さえた上で説明しないと伝わらない。相手に伝わらなければ、アクションを起こしてもらえない。

このプロジェクトを通して、改めて、データドリブンの前提ともいえる、この知識を学び直すことができた。

実際、人が動かない理由って、とてもシンプル。
子どもに何かをやってもらいたい時にも、以下の内容は応用できる。

仕事だけではなく、子どもに対しても、「どうしたら相手に行動してもらえるか(行動したくなるか)」を起点に、相手の気持ちに寄り添った説明を心がけることで、相手にアクションを促す力を磨いていきたい。