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新参者の力

来月から、私がリーダーを務めるプロジェクトチーム発案の新しい販売施策を行うことになりました。

企画を提案してくれたのは、数ヶ月前に、配置換えで法人営業部門にやってきた、前の部署でコンシューマー営業部門のルート担当をされていた方。

プロジェクトチームのメンバーは、もともとやる気のあるメンバーばかりなのですが、その中でもダントツでやる気があり、当初から期待はしていたものの、期待以上の活躍に、正直驚いています。

プロジェクト自体は、上司から自由にやっていいと任されているため、私も、「みんながやりたいことをやろう!」と意見を募りながら、その中の企画を一つずつ具現化していっているのですが、アイデアを自由に具現化できるのが嬉しいらしく、本当によく頑張ってくれています。

「こんなに好きなことやらせてもらっていいんですか?」
と楽しそうにやっている姿を見ると、私も嬉しくなります。

コンシューマー営業のルート担当だった知見を生かし、私では思いつかないような視点で、とても筋のいいアイデアや懸念点を出してくれたり、相手への効果的な伝え方も実践してくれるので、私も勉強になっています。

「プロジェクトチームとして何かしら成果を出したい。せっかくだから、みんながやりたいことして成果出そうよ!」

プロジェクトチームのキックオフの際、私や私の上司がプロジェクトチームのメンバーにそんなメッセージを伝えたのですが、本当に、そんなチームになってきました。

やりたいことで成果出せるって楽しい!
そう感じている人をフォローできるって、もっと楽しいな。

以前の記事でも引用した通り、『「浮く」ことこそが大事』というのは、本当だなぁ、と今回の件を通して感じました。

今回の新しい販売施策のアイデアは、法人営業経験のない人だから生まれた、上司も唸る、斬新な発想。

考えてみると、知らないというのは、余計な常識や先入観が一切ない状態。だからこそ、みんなが知っていることを自分だけ知らないというのはある意味強みになります。
その逆もしかりで、みんなが知らないことを自分だけ知っているというのも強みです。

そして、「無知の強み」と「自分だけが持つ強み」を掛け合わせて生まれるものには、既存のアイデアにはない、大きな強さがあります。

しかも、そういうアイデアに、周りは惹きつけられ、応援してくれます。

そんなプラスのスパイラルを繰り返すことで、今後も面白い企画を検討・実行し、プロジェクトチーム内で、もっともっと楽しいことできたらいいな。

そういえば、11月から始まる、DATA Saber Bridgeも、いろんな方が混ざり合っているコミュニティ。特に、「Tableauは全くわかりません。でも、●●なら任せてください!」という方々が、どんなイノベーションを生み出してくれるのか、今からとても期待しています。