普段は漫画しか読まない小6の息子が、珍しく夢中になって読んでいた、ある小説。私も気になって読んでみたら、とても引き込まれるストーリー展開で、一気に読み終えてしまいました。
なかでも、最も心に響いたのは、最初のエピソードの「シロクマを描いて」でした。特に、以下のシーンが、グッときました。
要するに、
「好き」と「努力」は、鶏と卵の関係。
好きなもの、得意なものを手に入れたいなら、そのために努力すればいい。
とてもシンプルだけれど、本当にその通りだと思いました。
実際、覚悟を持って、好きなこと、得意なことに向き合って努力してる人は、意識が違います。上記小説の中でも、絵が好きな六花にとって、「努力とは、好きなことがもっと楽しくなるためのプロセス」とのことでした。
一方で、それを阻害するのは、できない自分を卑下する気持ち(自分でへたくそだなあって思ってしまう等)。そういう意味ではメンタルも重要で、昨日偶然見たTVでも、最高のパフォーマンスを出すには「自分が一番」といった、勝つ人の気持ちで臨むことが大事(負ける人の気持ちでいたら負けてしまう)ということを知りました。
好きなことを楽しみ、努力できるというのは本当に幸せなことで、そうやって、楽しみながら積み重ねた努力が、自分を信じる気持ちや結果につながっていくのだろうと思います。
「楽しく努力して、楽しくうまくなって、もっともっとできることが増えれば、もっともっと楽しくなるだろう」
そんな気持ちで、私も好きなことに向き合って、楽しく努力して、どんどん実力をつけていきたいなと思います。