先日、仕事中心の生活をされている方(既婚男性)から、「家族と一緒に夕食を食べるのは年に数回程度。たまに早く家に帰ると、家族が嫌がる。」という話を聞いた。一方で、「子どもが小さい頃から、子どもとの時間は意識して作ってきた。子どもが社会人になった今も、一緒に映画を観に行ったり、外食したりしている。」という方(既婚男性)もおり、価値観や生き方によって、男性目線で見ても、家族のカタチは様々なんだなと思った。
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さて、以前見た調査結果で気になったのは、「子持ち女性の幸福度の低さ」。中でも、働いている、子持ち女性の幸福度がダントツで低い。
そして、夫婦関係に不満のある既婚女性の幸福度は圧倒的に低い。
この二つの結果を組み合わせると、「子持ち家庭において、夫に不満を抱く妻の割合が高いから、子持ち女性の幸福度が低くなるのではないか?」という仮説が立てられ、実際、「家事や子育ての負担が大きく、仕事との両立が大変。夫は助けてくれない。」といった不満を、既婚女性から聞くこともある。(私自身、平日はワンオペなので、仕事で疲れている時や体調不良の時は、旦那への不満が強くなってしまいがちです・・・)
ただ、冷静にこの状況を考えてみると、以前noteに引用した、以下の内容につながるのかな、と感じた。
実は、ちょっと前に、中学受験に伴う最悪シナリオを学ぶ目的で、「中受離婚」を読んだのだが、中学受験を通して、いかに家庭が壊れていくか、家庭を壊さないためにはどうすればいいか、ということが具体的に書かれていて、とても参考になった。
特に参考になったのは、全3編からなる、各エピソードの解説に書かれていた以下の内容。
お互いに歩み寄りながら、時に反発したり、お互いの不安を伝えあったりすることも、家族の関係性を保つには必要なことだということが分かり、なんとなく腹落ちした。
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ところで、幸福度が高いといえば、ブータン。
数年前に、幸福度の急落が話題になっていた。
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幸せに生きるには、「人は人。自分は自分」と割り切ることも大事。
家族にはいろんなカタチがあって良く、常に平和な家庭を望むのは難しくて、逆に、様々なトラブルを経験することで、家族の関係性は強くなる。
他人と比較することが自分の幸福度を下げる原因の一つになるのだから、あえて他人と比較をせず、自分自身の価値観を大切にして生きることが、結果として自分の幸福度を高め、家族にとってもいい影響になるんじゃないかなと思った。この考えを大切にしながら、1年後に迫った上の子の中学受験に勇気をもって伴走することで、昨年作成した以下のVizで宣言したことを実践し、家族の関係性強化と自分自身の成長につなげていきたい。