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怒りはどこからくるのか

先日書いた記事(子どもへのイライラをなんとかしたい)をきっかけに、「今こそなんとかしたい」という思いに駆られ、ある会合で知り合った人に頼んで、子ども達と一緒に、今週、オンラインで「アンガーマネジメント」のプライベートレッスンを受けました。

事前に「怒りのタイプ」に関する診断も受けたのですが、自分でも認識していたこと・認識していなかったことの両方が知れて、面白かったです。

※怒りのタイプにどんなものがあるかは、以下の記事が詳しいので、ご興味を持たれた方は以下をご覧ください。
(なお、下記記事内の診断はあくまでも簡易診断なので、この後紹介する「怒りの偏差値」を知るには、有料の診断を受ける必要があります)

レッスンで学ぶ中で、一番ビックリしたのは、
「自分はこうあるべき」「相手はこうあるべき」といった自分の思考が、怒りを引き起こす原因であるということでした。

また、下記についても学べたので、処世術として、日々のコミュニケーションの中で意識・
実践していこうと思っています.

  • 怒りは高いところから低いところ(強い者からより弱い者)に向かう。人間関係の組み合わせにおいて、怒りの偏差値が相対的に高い人は怒りやすく、相対的に低い人は怒られやすい。怒りとはそういうものだと理解した上で、相手の「怒りのタイプ」を知り、そのタイプに応じた対策を取れば、相手の怒りを減らすことができる。

  • 怒りは、「身近な対象ほど強くなる」「伝染しやすい」という性質を持つ。

  • 体調面や感情面で自分の中にマイナスなものを溜め込んでいる時ほど、「自分が大切にしている思考(こうあるべき)」に対して許せない現実に直面した場合に、怒りが引き起こされやすく、怒りも強くなる傾向がある。

  • 怒ってもいい。ただ、自分が大切にする、「これだけは譲れない『こうあるべき』の思考」を言語化し、「どういう条件を満たしたら怒るか」の判断基準を自分の中で決め、「怒る価値のないことには怒らない」「自分の機嫌で判断基準を変えない」ことが大事。

  • 「アンガーログ」をつけると、振り返りができるとともに、自分の大切にしている思考も明確になる。続けるうちに、激しい怒りが引き起こされにくくなる。

  • 過去のことを思い出して怒りが引き起こされる場合など、継続する怒りは、どこかで折り合いをつけ、手放す必要がある。

アンガーマネジメントとは「心の筋トレ」で、その目的は、怒ることに伴う後悔をなくすこと。筋トレと同じで、日々やらないと衰えてしまうそうです。

まずは、自分の譲れない「『こうあるべき』の思考」を言語化することと、「アンガーログ」をつけることから始めることで、怒りとうまく付き合っていこうと思います。