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逃げないことで得られるモノ

先日、尊敬する、笹原優子さんの講演を聞く機会があり、チャレンジすることの大切さについて伺った。

中でも、今の自分に刺さったのは、以下のような内容だった。

これまでにいくつもの枠組みをビヨンドしてきた笹原は、自身のキャリアを振り返り、「壁を感じたときにこそ、角度を変えた物の見方や、イノベイティブな発想が生まれた」と話す。

つらいと思ったり、モヤモヤを感じたりしたら、その理由を考え続けること。決して逃げたりうやむやにしたりはしない。自分が何に囚われていて、どこをつらいと感じているのか、そこから目を背けないで、言語化してみる。そうやって考えていると、あるときふと違う角度の答えが見つかったりするんです。自分に対する好奇心を持ち続けることが大事だと思います。

それから、『これしかない』と考えるとどうしてもつらくなってしまうから、いつでもやめられるというスタンスでいられるように、努力すること。本業のほかに、いくつも楽しいと思えるストーリーや伏線をつくっておくことが、結果として本業で成果を出す支えにもなるはずです」

「完璧」にこだわらない。 NTTドコモ・ベンチャーズCEO笹原優子の軸 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

そして、その翌日に、子どもの小学校の保護者会に参加したら、今年度の学年目標の一つとして、以下の行動目標を伝えられ、デジャヴ感を覚えた。

「乗り越える」
・苦手なことや辛いことでも途中で投げ出さない。
・大きな目標を達成するために、小さいことをコツコツと積み重ねる。努力し続ける。
・最後までやり遂げ、今までの自分を越えられるようにする。

実は、笹原さんの講演の少し前に、上司から、苦手な案件を割り当てられ、逃げ出したくなる自分がおり、同僚に、「私にできるかな?大丈夫かな?」と不安を口にしたら、「腹を括ったooiさんは強いから、なんとかなるよ」と励ましの言葉をもらい、モヤモヤしていたのだけど、実際、そういうものなのかもしれない。

逃げたくなるぐらいツライ時は、何がツライのか、言語化してみること。
そして、「逃げない」と決めたなら、腹を括ってやり切ること。
その積み重ねが、きっと新たな成長につながっていくのだと思う。