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まっすぐに思いを伝える

私はあなたに、DATA Saberなってほしい

Apprenticeの試練が終盤に差し掛かった弟子との1 on 1。私は弟子に改めて、自分の思いを伝えた。そして、DATA Saberになったら伸ばしてほしい長所を起点に、残りのコミュニティ活動に関する戦略をアドバイス。残りの日数を考えると不安要素はあるものの、なんとかなりそうな見通しになった。

弟子も、私の期待に応えたいと言ってくれているので、私は応援しかできないけれど、残りの期間、頑張ってほしいな。

実は、このやりとりができたきっかけは、子どもからのある一言。

お母さんの一言でやる気って変わってくるんだよ

小4の息子が中学受験の塾に通うにあたり、息子には、「中学受験に失敗しても死ぬわけじゃないから」とか「勉強についていけなかったら、他に合う塾を探そうね」「無理なら、中学受験はやめてもいいんだよ」と事前に伝え、仮にうまくいかなかったり、挫折したりした場合に備えて、予防線を無意識に張っていた私。

その一方で、子どもは、なんとか塾の勉強に食らいついていこうと決意を固めていた。

それにもかかわらず、今日小学校から帰った後、「少し休んだら塾の勉強やる」と言っていたのに、ゲームに夢中で、勉強しようとする気配が全く感じられない。私自身はといえば、在宅勤務だったので、息子に声をかけるチャンスは何度もあったはずなのに、子どものことにそこまで構っていられず、放置してしまった。

仕事を終えた後、結局勉強しなかった息子に、「勉強する気がないなら、中学受験しなくてもいいんだよ。思っていた以上に塾の宿題は量が多くて大変だし、無理なら挫折しても仕方がないと思ってる」と、私が冷たく声をかけたら、子どもから、「お母さん、そういうこと言われるとやる気なくなるよ。今言うことじゃないでしょ。お母さんの一言で、やる気って変わってくるんだよ」と諭された。

ごめんなさい。お母さんが間違ってました。

その後、子どもに謝り、「勉強頑張ってほしい」と改めて伝えたら、子どももやる気を取り戻し、「今度からお母さんには『●時になったら勉強してほしい』といった声がけをしてほしい」とのリクエストをもらいました。

子どもとの会話を通して、相手にどうなってほしいのか(どう行動してほしいのか)、という自分の思いをまっすぐに伝えることって、大事だなぁと大反省。

うまくいかない時は、過去のことを責めるより、今後どうしてほしいか(今後どう行動してほしいか)を伝えた方が、相手の前向きな行動につながるんですね。