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困難は自分を研ぎ澄ませてくれる
「重荷を避けない」年齢を重ね責任が増えれば、ただでさえには重い。明らかに大変なことが目の前にあれば「やりたくない」と避けるかもしれない。重荷を避けていたら、重いものを持てない人間になる。軽いものだけで生きると力が衰え、学びがなく、薄ぺっらな人間へと衰える。重荷を避けてはいけない。
— まさお|あなたの頭の整理屋さん (@Masao9213) June 26, 2022
困難を愉しめる人は強い。
— まゆゆ🐹 (@M_oxy_moron) July 10, 2022
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ある日ジムで、現役格闘家として活躍している、あるトレーナーから、試合前の減量の話を聞いた。
減量の最後の方には、水を抜き、最終的には塩も抜く。その段階になると、自分の内側に集中できるようになり、神経が研ぎ澄まされてくる。
ただ、大事なことは、減量をクリアすることが最終目的ではないということ。その後、試合で身体が動かないと意味がない。
だから、回復が大事。どんな回復食をどう食べるかは、いつも、気をつけている。
減量後に初めて食べる食事は、味覚が研ぎ澄まされているから本当に美味しい。その時は、ひたすら消化に良く、身体が重くならないものを食べる。減量後に焼肉を食べたりして試合に臨むと、身体が重くて動けないから、試合前の食事では、お粥や参鶏湯などで身体を整えることを意識している。
プロの格闘家は、試合で勝つことを見据えながら、減量という辛い試練に挑む。そして、その試練を乗り越えた先の本番で、身体が最高の状態になるように調整していく。
試練をクリアするだけでは足りなくて、その後の本番(実践)で実力を発揮していかないと意味がないという点では、DATA Saberも同じかもしれない。
本番では、更なる困難が待ち構えているが、試練で鍛えた力を信じて本番に臨み、結果はどうあれ、その経験を自分の糧として、更なるチャレンジを重ね、実力を高めていく。
その繰り返しで、強くなっていくのだと思う。
生きている限り、目の前には、何度も困難が訪れる。そんな時、「この困難から逃げずに立ち向かえば、自分自身を研ぎ澄ますことができる」という確信を自分の中で持っているかどうかって、その後の試練を前向きに取り組めるかどうかに、かなり影響を与える気がする。
「あの試練を乗り越えることができたんだから、自分は大丈夫」
そう思えるような自分になれるように、日々修行を重ねていきたい。