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2021年を振り返る(前編)

今年は、DATA Saberへの挑戦をきっかけにした新たな出会いを通して、自分の可能性が大きく広がった1年でした。

そこで、今年、Tableau関連で、私に起きた主な出来事を、前後編の2回に分けて振り返ってみようと思います。

※後編はこちら

1月

①たまたまDATA Saber説明会に参加し、DATA Saberへの興味を深める。

DATA Saberという言葉自体は、社内のTableau研修の中で聞いて知っており、なんとなく興味はあったのですが、何者なのか、当時全くわかっていませんでした。昨年の暮れに、師匠からそれとなく誘われてはいたのですが、まだ実力もついてないし、今は挑戦するタイミングではないと尻込みしていました。

そんな中、同じ職場の若手(Aさん)が、「今しかない」と、師匠を見つけて、勢いで1月上旬にApprentice 申請をしたということを知り、何も調べずに勢いだけで申請ボタンを押した勇気に、すごいなと思っていました。

それから数日後、たまたま、師匠とAさんと私とで打ち合わせをする機会があり、師匠から「よかったらどうぞ」と言われ、打ち合わせ後に設定されていたDATA Saber説明会に、ちゃっかり同席。

説明会に参加することで、「DATA Saberとは何者なの?」「Apprenticeの試練って何をするものなの?」といったことを理解し、DATA Saberへの興味が深まりました。とはいえ、そのうちやってみたいな、とぼんやり思う程度で、特に行動は起こしませんでした。

②社内Vizコンテストでの悔しい経験をきっかけに、DATA Saberへの挑戦を決意。

DATA Saberへの挑戦を後押ししたのは、師匠が中心となって企画し、1月下旬に開催された社内Vizコンテスト決勝での惨敗でした。

Tableauのスキルアップを兼ねて予選に応募したら、たまたま決勝進出。
決勝に進出したからには爪痕を残したいと、いろんな方にアドバイスをいただいて大幅にVizを修正し、気合を入れて臨んだ決勝。たくさんの人が応援してくれたのに、結果は3人中3位。周りの期待に応えられなくてとても悔しかったと同時に、私以外の2人はDATA Saberという事実とその実力の差を突きつけられ、もっと実力をつけたいと、DATA Saberへの挑戦を決めました。

エイヤで飛び込んだDATA Saberの世界ではあったものの、先輩DATA Saberや師匠が導いてくれて、新たな出会いにつながりました。

2月

①初めて参加したユーザー会で、tomoさんとつながる。

先輩DATA Saberから、「DATA Saberに挑戦するからには、ユーザー会に参加した方がいいよ。TECHPLAYで調べれば見つかるよ。」というアドバイスを受けたことをきっかけに、Tableauあろーん会のイベントを知り、早速申し込みます。

そこに登壇していたtomoさんをtwitterでフォロー。その後、Apprenticeの試練に関して、twitterで私がつぶやいた内容に対して、tomoさんがアドバイスをくれて、感激するとともに、そのツイートをきっかけに、tomoさんとDMでやり取りできるようになりました。
※当時の様子を、以下のnoteで綴っています。

②初めて参加したApprentice勉強会で、現在のDATA Saber仲間と複数知り合う。

その翌日、Twitter経由で申し込んだ、Mikaさんが開催するApprentice勉強会に参加。Mikaさんはもちろんのこと、同期のDATA Saberとつながり、Apprentice同士でディスカッションをするってこういうことなんだ、ということを体験することができました。
※MikaさんのApprentice勉強は、現在休止中です。

この勉強会をきっかけに知り合った方とは、Apprentice時代に自主的に勉強会を開いて教え合ったり、DATA Saberになった後もつながっていて、困った時などに助けていただいているので、こういう場を設けてくださったMikaさんにはとても感謝しています。

3月

①tomoさんが背中を押してくれて、Tabjo幹事になる。

2回目に参加したユーザー会がTabjoでした。

その内容に感動し、「私に何ができるかわからないけれど、私も幹事メンバーになれますか?」といった内容をtomoさんにDMで相談したら、「オンライン全盛の今だからこそ、ママだって出来る!!と断言できます。『私は何ができます!』って入ってくる方は少ないのでほんと身ひとつでご参加ください」との嬉しいお返事。Apprenticeの試練と並行して新しいことに挑戦することに不安はあったものの、なんとなく突き動かされるものがあり、Tabjo幹事になることを決めました。

②tomoさんとKTが背中を押してくれて、Tabjoでのママ向けイベントが決まる。

当時、Apprenticeの試練のコミュニティー活動の一環で書いていたnote。当初は単なるApprentice体験記だったけれど、数を重ねるうちに、書くこと自体が楽しくなり、自分にしか書けないテーマを書きたいと、「キャリア×育児×Tableau」を主軸に、毎日のようにnoteを書き、Twitterでシェアしていました。

その中の1つとして、以下のTwitter投稿をしたところ、tomoさんとKTが反応してくれて、イベント開催が決定しました。

③DATA Saber認定を受ける。

一発で受かるわけないと思って、早めに受けた最終試験に、たまたま一発合格。当時、社内の法人部門のDATA Saberは、私を含めて2人だけ。現場の法人部門では唯一の存在。DATA Saberになったことで、データ活用に関する社内での発言力が明らかに上がりました。

4月

①師匠が背中を押してくれて、北海道ユーザー会でVizを披露。

師匠が幹事をしている北海道ユーザー会。「アイヌ語地名で北海道の土地を読み解く」という見慣れないテーマに惹かれて参加することに。参加するだけにするか、Viz持ち寄り参加にするか迷い、師匠に相談したら「Viz持ち寄り参加する人が幹事しかいないので、Viz持ち寄り参加してくれるのは嬉しい。みんな実力は高くないから、そんなに構えなくて大丈夫ですよ」とのお返事。勇気を振り絞って、Viz持ち寄り参加したら、それがきっかけとなり、Tableau界隈の方との出会いが広がりました。

②和Vizへの参加でTableau猛者の方とつながる。

ユーザー会への参加が楽しくなってきた頃、「うぐいすの初鳴き」というテーマに惹かれて、和Vizのイベントに参加しました。もくもくタイムの後、「Viz完成した人は手を挙げて~」の掛け声に、みんな手を挙げるものだと思って手を挙げたら、手を挙げる人が少なくて、私が即席で作ったショボいVizを披露。ただ、それをきっかけに、猛者の方に興味を持ってもらえ、お話しできるチャンスが得られたので、結果オーライとなりました。

5月

①Tabjoでのママ向けイベント登壇をきっかけに、社内外の子育て中の方とつながる。

GWに開催した、キャリアと育児をテーマにしたTabjoスピンオフイベント。
企画した当初、自分が登壇するつもりは全くなかったのですが、Tabjo幹事メンバーに背中を押されて、自分も登壇することが決定。登壇するからには、準備も!集客も!ということで、育児中の方はどんなことで悩んでいるのかを調べて、話す内容を決めたり、試行錯誤しながら宣伝を行いました。

イベント終了後、思っていた以上に社内外からの反響が大きく、以下の声をいただいたり、Twitterや社内SNS経由で、社内外の育児中の方からDMをいただき、人脈が広がりました。

また、このイベントへの登壇を通して自分のキャリアを振り返ったことは、自分の立ち位置に気づくするきっかけにもなりました。

②Tableau✖SQLユーザー会の幹事に、恐る恐る手を挙げ、幹事メンバーに入れてもらう。

KTの下記ツイートをきっかけにして、新たに立ち上がるTableau✖SQLユーザー会には、Tableau界隈で凄い人たちが幹事メンバーとして集まっていました。こんな豪華なメンバーとユーザー会幹事ができるチャンスはそうはないと思い、恐る恐る手を挙げたら、歓迎していただき、Tableau✖SQLユーザー会の幹事になりました。

6月

①JTUG夏の陣の懇親会幹事を手伝ってもらえないかと誘われる。

4月の和Vizをきっかけに知り合った方からDMが来て、JTUG夏の陣の懇親会の幹事を手伝ってもらえないかという打診を受けました。

せっかくのチャンスだし、と思って快諾のお返事。
未知の世界ではありましたが、手慣れたメンバーから、オンラインイベントの準備のやり方を学べる貴重な経験になりました。

②弟子をスカウトし、「DATA Saber師匠になる」という夢に近づく。

DATA Saberになってから約3か月が経ち、そろそろ師匠として歩みたいという気持ちが高まってきました。「DATA Saberに育て上げたい」と見初めた社内の複数の方に声をかけ、最終的に3名の方が手を挙げます。

加えて、社内で同時期に弟子を育てる予定のベテラン師匠にも声をかけ、師匠連合としての体制を整えていきました。また、社外の師匠とも連携し、自分自身の経験も踏まえ、Apprenticeの試練の醍醐味である、「Apprentice同士でのディスカッションや交流」ができる場を作りました。

<前編まとめ>

書いているうちに長くなってきたので、今年後半の出来事については、後編に書きます。

今年前半の主な出来事を振り返ってみると、様々な方に背中を押してもらったり、自ら手を挙げることで、たくさんのチャンスを掴むことができ、それをきっかけに人脈も大きく広がったことに気づかされました。どんなきっかけであれ、行動することで何かが変わる、何かを掴める、ということをたくさん体験した日々でした。

後編はこちら↓