台風19号……少女まんが館は無事です。
こきげんよう。
少女まんが館の大井です。
台風19号の被害にあわれたかたがた……お見舞い申し上げます。
今回の台風の影響、少女まんが館本体とその敷地内にはありません。
いろいろなかたからご心配のメールをいただきました。
ありがとうございます。
女ま館、大丈夫です。
秋川、山田大橋ちかくの決壊がテレビなどで報道されているのでしょうか。
たしかに、道がごっそりもっていかれて、むごい被害になっています。
女ま館は、その秋川決壊エリアから上流1キロちょっとあります。
高さでいうと河原から20メートル以上高台にございますので、
浸水の心配はまずありません。
秋川渓谷がはじまるとば口にあたりますこのあたり(あきる野市網代)、
その名の通り、秋川は20~30メートルの崖に挟まれています。
そんな崖の北側が伊奈、南側が網代となっておりまして、
女ま館敷地の北側は、急峻な崖で、その直下に秋川が流れています。
みなさまがご心配されるのもごもっとも。はい。
母屋部分は土砂災害警戒エリアになっています。
なので、母屋はたいへんにたいへんな暴風雨や大雨のときは心配です。
今回ぐらいのたいへんな暴風雨は、しのげました。えらいっ。
が、少女まんが館本体の土地は警戒エリアになっていません。
大丈夫!
地面が、ほぼ岩盤なんです!
2008年~2009年の女ま館建設中、
土中に雨水浸透升を入れるため穴を掘ったところ、
1メートル掘ったところで、それ以上掘り進めない。
ドリルを入れてもびくともしない岩盤にあたってしまったそうです。
なんとか場所をずらして、埋め込んでいただいたようですが、
それをきいて、わたしは心底安心いたしました。
川のそばだけど、崖のそばだけど、
弁天山の岩盤がこの地を守ってくれている(らしい)と。
北側の崖っぷちは心配ですが、
女ま館は思いの外、安全な場所に建っております。
ご安心ください。
ただ、網代橋は橋脚がずれてしまい、当分、通行止めだと思われます。
土木関係のかたがおっしゃっていたのは、
設計からやりなおさなくてはならないだろうから、
もしかしたら、復旧までに、年、かかるかも、と。
というわけで、少女まんが館への道は、
山田大橋~弁天橋~網代集落を通ってというルートになり、
徒歩30分強。ゆっくり歩くと40分ぐらいかかるかも。
でも、絶景地散歩ができますよ。
弁天橋は、たいへん幅の狭い橋なので、軽自動車しか通れません。
普通車以上は、夕日橋のほうからまわっていただく形になります。どちらにせよ、網代に入る手前には、森が立ちはだかりますので、なかなかワイルドな風景です。
だいぶ不便になってしまいましたが、
来館する場合のご参考にしていただければ、さいわいです。
徒歩の場合、山田大橋を渡りきったところ、網代トンネルの手前で右後ろというかんじで曲がります。
すぐにサマーランドへ抜ける道にでますが、そこをわたって直進です。
「キャンプ場入口」という標識が小さくありますので、お見逃しなく!
写真中央、細い道に入っていきます。
山田大橋キャンプ場へ続く道です。下り坂。すぐに上り坂となり、その坂途中に山田大橋キャンプ場があります。そこを通り過ぎます。
あれっなんかのどかな畑エリアに出た、ということろで、右折します。「網代弁天山」という標識ありますので、こちらもお見逃しなく。
すぐに弁天橋。川まで一体何メートルあるのだろう? ものすんごい渓谷です。
あとは網代集落をつっきる直線道路を歩き、鋭角カーブの下り坂途中で右折します。この鋭角カーブの三角地帯は柿崎土建さんで、看板が出ています。柿崎土建さんの入り口の反対側の小道(下り坂)をいき、畑を左に、戸建住宅の並びを右にみて、道なりまっすぐ30メートルほど歩くと、畑が右手に見えてきて、その隣に赤い屋根、青い外壁の少女まんが館が現れるはずです。
最後に、網代橋周辺の様子です。橋脚が傾き、橋に深いひびが入っていました。
この橋をわたるとき、わたしは、いつも此岸から彼岸へ行くような気持ちになっていました。長年、たいへんたいへんお世話になりました、網代橋さま。ありがとう!!ございました。
では、また。
ごきげんよう。
よろしければ、サポートお願いいたします! 少女まんが館の管理運営費として活用いたします。たいへん励みになりますし、助かります。よろしくお願いいたします。(ooi)