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これが見たかった、その6(キャンディキャンディ)

いきなり本題へ。

7月6日、読まれたものは『キャンディキャンディ』コミックス全巻。20代の若い女性がふたりともこちらを読んでおりました。

「お母さんからあらすじは聞いていたけれど、図書館にもないし、売ってもないし。ここで読めてよかった。めっちゃおもしろかった」とのこと。

『キャンディキャンディ』は『なかよし』1975年4月号から掲載
『なかよし』1976〜1977年、『キャンディキャンディ』掲載中。

児童文学の風味満載の傑作『キャンディキャンディ』、絶版はやはり残念です。

もうおひとかたは、卒論準備のために資料探し。『なかよし』80年代を見ておられました。


7月13日に読まれたもの。
高階良子
80年代別マ(別冊マーガレット)、ベルサイユのばら、くらもちふさこ
美内すずえ、青池保子のコミックス
(敬称略)
(60代の女性たち、なつかしーとおっしゃっていました)

もうおひとかたは男性のかた。
『ひとみ』『プリンセス』など
『アリサ』(里中満智子、ジュニアコミックス、若木書房、1968年発行)を手に取り、これは貴重ですね、と。『週刊少女フレンド』1966年連載のコミックス。当時はKCフレンドコミックスがなかったのです。貸本系出版社の雄がコミックスを発行しておりました。

この作品、まだまだ社会全体に貧しさが残っていたことが、伝わってきます。初期の里中先生の絵柄は、やわらかい華やかさがあって、素敵です。

というわけで、以上でした。

また、次回!





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