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重度障害者の所得は・・・

現代の日本は景気を取り戻そうとしています。大企業が賃上げをしています。円安なのでインバウンドに力を入れています。
海外から来る観光客が消費してくれているので、いい方向に見えるでしょう。国内の人達はどうでしょうか?ガソリン代が上がり、電気代も上がり、食材も上がっています。それも消費税10%です。
ラーメン一杯600円だったら消費税込みでは660円になります。
60円余分にいります。それが令和6年の時代です。
介護職の給料は一般職より、給料は低いと問題になっています。厚労省もやっと重い腰を上げて、予算をほんの少し上げています。
高齢者の人口が増えていっています。高齢者人口が増えれば、介護のビジネスチャンスだと思うでしょうが、人材不足なので小さい事業所は淘汰されています。

重度障害者の所得を考えれば、障碍者基礎年金と特別障害手当だけしかありません。金額と言えば、基礎年金が月82,812円、障害手当が月27,980円なのです。110,792円で自立生活が出来るでしょうか?地域で暮らしていれば光熱費や通信費や食費や住宅費がいります。家の中ばかりにはいられないのです。時々外に出てみたいので交通費もいります。外食にも行きたいし、旅行にも行きたいのです。11万足らずの金で出来ると思いますか?昔も今も障碍者は親元か施設で暮らしているから、こんな金額で良いと思っているのです。親がいなくなれば施設を用意してあげましょう。
だから親がいるうちは自由な生活をしてください。その後は我慢しなさい。と言われているような感じなのです。

その金額では、自立生活はできません。日本では生活保護と言う制度があって、健康で文化的な最低限度な生活を保障するとあります。自分の収入が足りないと思えば生活保護が申請できます。生活保護の中に障碍者加算があります。詳しいことは書きませんが、障碍者が直面する特別なニーズに対応するために支給される加算です。なので自由に使えます。加算の金額は場所によって違ったり、障碍者手帳の等級でも違ったりします。地方に行けば予算がないから障害者加算が低いのです。障害者には生活保護は使い勝手は良いのです。健全者のように働けとは指導されないのです。
死んだとしても葬式代も生活保護の中に組み込まれているのです。

多くの障碍者は親の思いで自分の人生を左右されてています。親が世間体が悪いから
親が元気でいるときは良いですが、病気になった時とかいなくなった時はどうすれば良いんだろう?普通の兄弟姉妹は良いですが、障害者はどうしようもなりません。だから早いうちに障碍者を一人暮らしの心構えを教えていくべきなのです。なんでも親がすれば人任せになります。それもありかなと思いますが、自分でも知っていればいいです。

いま現在、介護職の給料が低い事が問題になっていますが、その前に障碍者の所得補償を事を問題なのじゃないんだろうか?
障碍者がいるから介護職が出来たのだから。高齢者の介護より、障碍者の介護の方が古いのです。まあ、そんな事はここでは書きません。
生活保護の障害加算は健全者の施しのような感じなのです。障害福祉サービス全体が健全者の施しに見えてくるのです。

介護職の給料の問題も障碍者の所得補償も大きい問題なのです。
どうして障碍者の所得補償を後回しにしたのだろう!



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