自民党
もうじき自民党総裁選がはじまります。自民党の総裁は、自動的に総理大臣になります。私の子供の頃と変わっていません。日本には自民党しかないんだろうかと思っていたのです。
中学生になって社会科で日本の政党を教えてもらった記憶があります。
自民党だけではなかったからびっくりしました。
立憲政友会・立憲民政党・日本共産党・日本社会党・自由民主党がありました。
自由民主党は1955年11月15日に出来ています。当時の自由党と日本民主党が合併して誕生したものです。「保守合同」と呼ばれていました。自由党は自由主義と民主主義を基盤とした保守政党です。経済自由主義と憲法改正が主に挙げられています。
日本の戦後は連合国軍総司令部(GHQ)によって占領と改革が行われました。五大改革指令「婦人の解放・労働組合の結成・教育制度の自由主義化・圧政的諸制度の廃止・経済の民主化」でした。戦前の日本が如何に自由・平等・人権を軽視してきたのかが分かります。
日本は徳川幕府を辞めて西洋文明を取り入れた天皇を中心とした国を作ったのです。それは未熟な国だったのです。まだ国民全体に選挙権を与えていなかったのです。まだ身分制度や封建制度がありました。今もその名残があります。日常会話であの人は「家柄が良いから、言葉遣いが良い」とかを聞くことがあります。「家柄」とはなんだろう?日本は身分制度が強く残っています。自民党の中に代々政治家になっている議員が多いのです。「安倍晋三・麻生太郎・岸田文雄」なんかがそうです。天皇も代々繋いで継続しています。それを断ち切ろうと何故思わないのだろうか?国の予算で天皇は暮らしているのだから。無駄とは思わないのだろうか?日本の予算には無駄が多すぎると思わないのかな?国会議員の給与が月額約129万4千円です。賞与年額で約635万円です。
文章通信費は年間12000万円です。立法事務費は年間約780万円です。秘書給与は年間約25000万円です。これを合計すると国会議員一人あたりの年間費用は約5138万8000円になります。この費用を国家予算で賄っています。国会議員の人数「衆議院・参議院」で713人です。合計約3663兆9644億4千万円です。
令和5年度の生活保護費は2兆8301億円でした。これは国会議員は特別な仕事をしているからそれだけの報酬を貰っても良いんだと言う思い違いをしているのです。身体障碍者が電車の割引券がありますが、乗車券だけに割引がありますが、特急券には割引はありません。国会議員は特急券も公費なんでしょうね。それだけでも凄い待遇ですね。国会議員はすべて公費で賄う事が出来るのです。送り迎えはあるし、地下鉄やバスなんて使わなくても良いのです。年に3回の国会があって、別に行かなくても誰にも文句は言われないし、質問をしなくてもいい。要するに国会議員はあまり仕事をしなくても大金が入ってくるシステムになっているみたいだね。
長年日本は自民党が与党になっているから、自民党以外の政党の思想だとか、政策を理解されていないし信用されていないのです。野党と言われる政党の数が多すぎたり、すぐ分裂をしたりしているので選挙の時、不安なのでやっぱり長年ある政党を選んでしまうのです。自民党と同じような政策を挙げている政党が多いから同じ政策なら自民党に投票してしまうでしょう。
あきらかに自民党と正反対の政策を二つ以上を挙げる政党なら国民は分かりやすいので、投票するかもしれません。でも昔の日本は社会党・共産党・公明党・自民党が大きい政党でした。政策も思想も異なっていました。でも政権は自民党でした。日本人の国民性で変革を望まないのです。いつまでも封建制度が続いているのです。代々○○と言われると日本字は弱いのです。代々政治家・代々医者と言われる人達が凄いと思う感情があるでしょう。
それがある限り日本の国はあまり変わりません。
なので自民党が続いてしまうでしょう。
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