高齢者のすすむ道ー離れていく家族に代わるもの、、


、誰しも現実のくるしさをのがれ、救いを
もとめるものですが、昔、日々のくるしさ
から民を解放すべく、僧侶は来世を提示し、
極楽浄土があるといいました。たとえ、きや
すめでも気がやすまれば結構なことであります。

また、現世の最後には極楽気族に囲まれる
という物語りがありました。

近年はどうかといいますと、家族、親せきは
減るばかりで、さみしい思いをしている人が
多いようです。
どうしたら、さみしさからのがれることが
できるのでしょうか。

そんな折り、nOteの存在を知り、記事
を読むにつれ、たくさんの良き人々がいること
に気づきました。うちとけて本音をかなり出し
ているのが伝わります。こころが温まりるもの
とした上位にランクづけできるのではないでし
ょうか。

温まるものとして、
1に温泉、2に知人、3にnote でどうでしょう。

あっ、湯豆腐もあたたまりますね、

そこで、私は提案します。家族に変わって
気の合う人たちを気族と呼んではどうかと、
窮屈な家にしばられるのではなく、気の広い
空間のなかで楽に息をしてくらすのです。

まわりを見渡すと、すでに、仲良しを随所に
みかけます。さみしい老後を家族ならぬ気族
で助け合う。仲良しをより強固にした気族と
いっしょならさびしさがとぶことでしょう。

なお、気族の元祖は、良寛和尚と貞心尼です。
晩年の出会いでした。良寛の残した
俳句や書が世にひろまったのは、貞心尼のけ
なげさ、整理のたまものらしいですよ。
良寛に功名心はなかったでしょうからね。

あと、忘れてはならないのは、良寛の晩年を
家に招き、介護世話した木村家のご家族の存
在です。
子孫の方にお会いしたいものですね。








気族は、大原吉人の造語です。
どうぞ、お使いください。
心があたたまります。幸あれ!

もし、気族を思い、唾液が湧きでるの
を自覚できれば、飲み込んで、
心の滋養飲料にいたしましょう。