気の充填
『エネルギー体操』は、腰呼吸が大切だと前回でお話ししました。呼吸は基本です。
今回は、次の大きな要素、「気」についてお話させて頂きます。
「気」というのは、あることは分かるが、説明ができない」というのが一般論です。しかし、誰もが体験しています。
子供の打ち身や、軽いケガの時に手を当てて、
「痛いの痛いの飛んでいけ。」
と、やるアレです。(最近はそれもやらないかな?)
宇宙生成の元のエネルギーとも言われています。
この気を利用したものとしては、武術で行われている「気あて」(これもなんのことか分からない人が大半かも)とか、宗教や修行などで知られる人体の「空中浮遊」などが知られています。
体の治療に使われる「遠隔治療」もその一つです。
いずれも宇宙の深いところでのエネルギーなので、理論的には説明できていません。その力についても全貌は分かっていません。
『エネルギー体操』は、この気を利用した体操です。普通の体操より、深いところの体操なので、その効果も日常で理解できる治療や、体操と比べて、深いものがあります。
なでる、かざす
『エネルギー体操』の中心は、「なでる」という所作(行い、しぐさ)です。これによって、体の部分に残された、気の不都合を正常に戻します。全体の気の流れを整えて、各部分の機能を最大限に整えます。
マッサージという言葉で知られている所作です。ただし、マッサージをイメージしてしまうと、力が入りすぎるので注意が必要です。
『エネルギー体操』での「なでる」コツは、力を入れないことです。手の重みだけでなでます。
これに慣れてくれば、「かざす」という、身体にはふれないで、エネルギーを送る所作も活用できます。
筋膜リリース
『エネルギー体操』にとっては、皮膚も大きな重要な臓器です。この皮膚が筋肉を包んでいるところでの癒着が、皮膚や筋肉の働きを阻害しています。
優しくなでた後に、この筋膜をはがすという作業をすることで、血行が良くなります。
意識で行う気の利用
気の利用は手を使わなくても、意識だけで行うこともできます。
これも一般の人々にとっては馴染みのない世界です。
武術で、「気当て」などというと、最近は一般的に使われる技術ではなくなって、漫画の世界に登場する、非現実的な話と捉えてしまう人が多いと思います。
また、オーム真理教の麻原 彰晃が行ったという、気を利用して肉体を引力から解放する「空中浮遊」については、私自身は体験していないのですが、修行によってできることと理解しています。(しかし、麻原彰晃が本当にできたかどうかは疑問です。)
気の働きを利用して、「遠隔治療」を行う人は現実にいます。私は自分でも体験しているので、気のこうした働きを『エネルギー体操』で利用しています。
最近は「気当て診断法」等という名で医療現場で対面で診断する方法として利用されているようです。
皮膚の周辺・オーラ・光背
「皮膚の周辺」とか、「オーラ」、仏像などに表現されている「光背」などというと、普段、人体の見る習慣のないところの話をすると、一遍に自分と関わりの無い世界の様に思ってしまいます。
しかし、深い所に働きかける体操としては、無視できません。『エネルギー体操』を行い続けることで体感します。 可視化できない人でもその効果を感じます。
私自身、このことは、期待外のことで驚きました。
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