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コモンズの書籍

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環境・アジア・農・食・自治などをテーマに暮らしを見直すためのメッセージを伝えるちいさな出版社です。
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#給食

有機農業のまちはどうやって生まれたのか?

約1年ぶりの新刊が今日から書店に並び始めます。『有機農業はこうして広がった』(谷口吉光編著、四六判、272ページ、本体2000円+税)です。  本書は、社会学者の著者、谷口吉光さんが、「有機農業は日本で広がっていない」という通説に疑問を抱いたことから出発しました。多くの人が「オーガニック」という言葉に親しんでいるにもかかわらず、日本では「広がり」が、耕地面積や農家戸数という視点から語られてばかりです。  また、近年、千葉県いすみ市のオーガニック給食に代表される、有機農業