処方箋

2005年07月

8月に受診の予定でしたが 前倒しして7月14日。3ヶ月振りの受診。 今日は検査に時間がかかるので予約を9時半にとり、病院についたのは9時少し前。待合室は比較的空いており 最初の視力検査に呼ばれたのも 9時半よりは少し早い時間でした。 時間のかかる検査とはサイプレ・レフと呼ばれるもので 散瞳させる目薬をしてしばらくして十分に瞳孔を開かせた状態で 目のレンズの屈折の状態を調べる検査でです。前にかかっていた病院では2ヶ月ごとの通院で毎回これをやっていたのですが 今の通院先では(私の記憶が確かならば)初めてこれをやりました。 次男は下垂側の瞳が半分程度隠れる状態でもあったのですが 手術したことでそれが改善されております。 手術する前から 次男には下垂している側の乱視があるのはわかっておりましたから、おそらく乱視は 手術をする・しないに関わらず、次男の視力に影響を与えていたようです。 散瞳のための目薬はスムーズに点せたものの、いざ屈折率を見る機械の前では、じっとしていられずに かなり技師さんを手こずらせました。 それでもなんとか測れたその値は 実は 主治医を悩ませるものだったようです。 まず、矯正視力は左0.5~0.6と前回よりもやや、向上。 次男は遠視+乱視なのですが メガネでそれらを矯正しようとすると 乱視の度数と遠視の度数が打ち消し合ってプラスマイナス ゼロになってしまい、メガネを作る意味がなくなってしまうというのです。 このため主治医はメガネをつくることに消極的意見でした。 そこで、形成眼科のもうひとりの医師との討議になったのですが もうじき5歳になる次男にとっては、今が視力を伸ばすラストチャンスになる。数年後に「あの時やっていれば...」と後悔するよりも やってみたほうがいい ということになりました。 そこで、遠視の矯正はあえて行なわずに 乱視の矯正のみ行なうことになりました。乱視を矯正することによって 患眼側の「ものを見ようとする力」を引き出して、視力を向上させるのが目的であります。 メガネの効果をみるために 次回の受診、視力検査は、一ヶ月半後になります。

サポート(募金)でいただいたお金は、 すべて「NPO法人眼瞼下垂の会」の運営に「寄付」します。