眼瞼下垂に気付いた頃の話

2000年08月

眼瞼下垂に気付いた頃の話 わがやの次男が生まれたのはミレニアムの夏の終わりころでした。
「五体満足」で生まれたことで、まずは一安心しました。
生まれた翌日からは「母児同室」となり寝ても覚めてもいつもいっしょです。

生まれて2~3日目に気付いたちょっと気掛かりなこと。それは左目がいつまでたってもぴったりくっついていること。ママの手でこじあけでもしないかぎり 全く開きません。 この時期の赤ちゃんは一日の大半を寝て過ごしていますから ママとしてはわずかに起きている時に写真を撮ったり 話しかけたりするんだけれど どうにも気掛かりなのでした。 ママは看護婦さんや 小児科の検診の時などいろんな人を捕まえては 大丈夫なのか?と聞いて回りました。
ただ「大丈夫ですよ」「まぶしいので開けられないだけですよ」という答えが返ってくるので大丈夫なんだろうと思う程度、この時にはまだ病名も知りませんでしたし のんきなものでした。 ごく普通に一週間で退院して ママの実家でしばらく生活します。退院するときも 次男は一日中寝ているし やっぱり左目は全然開かなかったけれど 退院して少し経つと わずかに開くようになってきました。

ただ、左目の開き方は下の瞼だけがあいているような感じで、上瞼は開きません。右目がぱっちりしてくるにつれ その差は はっきりしてきます。 ママはデジカメで赤ちゃん誕生を知らせる写真をとり はがきを作ってみんなに配るのが楽しみだったんだけど 目の大きさが違うことが気になって、写真を撮る回数も減ってしまったし なかなかはがきが作れなくなってしまいました。 生まれて一ヶ月経つ頃には これはなにか異常があるに違いないと ママも気付きました。

一ヶ月検診ではぜひとも聞いてみなくては。

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