2014.04.12 詰将棋解答選手権

 第11回詰将棋解答選手権船橋会場のお手伝いに行って来た。

 詰将棋解答選手権 速報ブログ:http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem

 もともと、第7回の時に娘に受けさせたいなあと思い、でも東京会場だとまわりが本当に詰将棋好きな人しかいなくて気押されちゃうだろうなあと思い、家の近くの公民館を借りて、知り合いのお父さんと一緒に教室の子どもたちに内々に声かけしてこじんまりやったのが最初。

 その時「これは子どもたちのためにとてもいいからぜひ正式にやりましょう」と近くの将棋教室の先生が言ってくださり、運営をお任せするようになって今年で4回目。

 他の会場と違って、将棋を始めたばかりの小さい子や、普段「ハンドブック」シリーズしか解いたことがない級位者もたくさん参加する。

 今年の問題は、初級戦も一般戦もかなり難しかった。今年から実行委員体制が変わり、問題がより詰将棋らしい詰将棋になることはある程度予想していたのだけれど、あまりのわけのわからなさに放心状態になっている子もいて、「しんどかったらギブアップしてもいいんだよ」と声かけしたほうがいいのかちょっと迷った。

 でもまあ、検索すれば何でも簡単にそれなりの答えが出てくる時代に、わからないことを40分とか1時間考え抜く経験も貴重なのかな、と様子を見ることに。結局、半ベソをかいている子もいたけれど、ほとんどが最後まで頑張りぬいた。

 「0点だった~」と泣いていた子には津田沼わかばクラスの1手3手プリントを解いてもらって機嫌を直してもらった。

 船橋会場では、チラシの送り状に「全問正解できる目安として、初級戦(1~5手詰)でも上級~有段、一般戦(5~15手詰)では高段の棋力が必要と言われています」という説明を添えたのだけれど、このレベルが続くようだと棋力目安も修正しないとなあ。

 あと「初級」という名称はやっぱり誤解を招くのではないかなあ。

 などなど、いろいろ思うところはあるけれど、毎年全国で一斉にこのようなイベントが行われているのは素晴らしいし、スタッフの皆様のご尽力には心から感謝。

 よい形で継続していきますように。

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