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【悪用禁止】起業3年までに読みたい元税務職員から見た税務調査のやり方と対策

私の経験(毎年30回ほど調査してきた)をもとに可能な範囲で書いていきたいと思います。

『彼を知り己を知れば百戦殆からず』とは良く言ったもので、
ついこの間税務調査をされる側としてはじめて受けましたが、相手が何をやりたいのか手に取るようにわかりました。

もちろん(やってきた)経験があるのもそうですが、相手が欲しそうなものを考えて対応すればだれでもある程度応用できると思います。

またこちらのnoteは内容がないようなので有料とさせていただきます。
このnoteの内容を創意工夫して、節税や税務調査の早期終結に活用していただければとおもいます。


このnoteを読むと税務調査のリアルなながれ、当局の考え方や税務調査の対処法がわかります。

1.税務調査とは

1-1任意調査と強制調査(映画とかテレビで見るダンボール運んでるやつ)の違い

テレビとかでみるやつは強制調査といい、令状を取得して文字どおり強制的に調査を行うものです。脱税額が多く悪質と想定されるものが対象になります。

一方でそれ以外の調査は任意調査と言います。名前だけ見ると調査を受けるのが任意調査のように思えますがそうではありません。強制調査の対になる言葉として任意がつかわれているだけです。理由もなく調査を拒否すれば罰則もあります。

1-2行政指導と税務調査の違い


間違いを指摘されるという点では同じです。

行政指導では税務調査と違いペナルティの加算税の率が低くなっています
行政指導はあくまで『自主的に直した』という扱いです。


1-3どんな基準で調査に来るのか

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