【NFT】「IPFS」について
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
さてさて、用語解説の第2回目。
NFTとセットで良く会話に上がる「IPFS」のお話です。
用語の解説は他のサイト様にお任せ、ここでは「ああなるほど、IPFS、腑に落ちた」と言ってもらえるよう、変化球で解説をしていこうと思っています。
真面目に学習したい人は、紹介するリンク先を要チェック!
なぜこの記事を書いたのか
今まで紹介してきた「OpenSea」「oncyber.io」「Foundation」をベースに、身近に「IPFS」を実感し、覚えて欲しいからです。
体験を伴わない知識に永続性なし!
「IPFS」を身直に感じながら、経験を踏まえて覚えて行きましょう!!
以上が伝えたいことです。以降はいつもの解説パートです。
■「IPFS」とはなにか
専門用語がわからない場合、まずは公式ドキュメントから調べましょう。
本家の資料は神様です。
IPFSは、私たち全員にとってより良いWebを構築するために、HTTPを超えることを目指しています。
かっこいい!✨
と思った方は、上記サイトが公式なので、しっかりとご一読くださいませ。翻訳を使ってもいいからね!
うん、よくわからんですね!
もっとシンプルにいうと以下です。ニュアンスは伝わりますか?
<従来のHTTP/HTTPSによるコンテンツ管理>
実家の冷蔵庫の棚の3番目には、なんらかの飲み物があるらしい。
ご自由にどうぞ!(※無かったとしても私は知らない)
<IPFSによるコンテンツ管理>
「スト●ングゼ●」を置いている場所に、私を連れて行け!
場所は世界中のどこにあっても良い、地球の裏っ側でも構わん!
手に入るなら「実家の冷蔵庫の棚の3番目」でも良いし「南極大陸の流氷の最果て」でも私はいっこうに構わん!
これがコンテンツ指向型プロトコルであるIPFSちゃんの本気です。
地球の裏側まで「ス●ロング●ロ」を追いかけるアル中さん、怖いですね!
・・・真面目な解説(日本語版)は、こちらをどうぞ。
■「oncyber.io」におけるIPFS
まったくもって意識する必要はありません。
そんなことよりセンス良く飾りましょう!
はい、次!
■「Foundation」におけるIPFS
NFT詳細ページの左下に、IPFSへのリンクが表示されています。
クリックすると、別窓で画像データが表示されるのですが、ブラウザのURL部分にご注目!こんな感じになってるはずです。
そして、Metadataを確認すると、
画像以外のオプション設定(画像データへのリンク含む)が確認できます。
確かにIPFS上にデータが保存されています。
■「OpenSea」におけるIPFS
ここで皆様に衝撃の事実をお伝えします。
OpenSeaでは、初期状態ではIPFSを使っていません!
上記に表示されるように、OpenSeaのNFT画像等々は、OpenSeaのサーバ上で保管され、管理しています。穿った見方をすると、OpenSeaがサービス終了すると、トークンに紐づいているNFTアートが一切、見れなくなります。
ぜんぜん永続性がないですね!
IPFSを使わないNFTが作成できるのは、あくまでOpenSeaサービスの仕様です。NFT全体の仕組みに問題があるわけではありません。
NFT=OpenSea=データの永続性が得られない=NFTは詐欺!
という論法を時々見かけますが、お勉強が足りておりません!
木を見て森を見ずにならないよう、常に自戒して行きたいですね。
■「OpenSea」にてIPFSを利用するためには?
はい、復習です。
OpenSeaでは『初期状態では』IPFSを使っていません!
OpenSeaは、IPFSを利用したNFTを発行する機能を追加しています。
その名もなんと、、、
「Freeze metadata」
※Freeze metadataって、なんだっけ?ってヒトはこちら
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操作画面にもキチンと、IPFS化しますって書いてあります。
https://support.opensea.io/hc/en-us/articles/1500012270982
そんな訳で、OpenSeaにてNFTを作成する場合、販売したり人に送りつける前に、オプション設定から最後に「Freezing Metadata」を実行する事を強くお勧めします。ETHチェーンだとgas代かかるけどね、仕方がないね。
なお、IPFSにファイルを保存するためにメインチェーンに情報を公開するので、強制的に「Mint」が発生します。設定がロックされるので、ご注意を。
※Mintって、なんだっけ?ってヒトはこちら
いろいろ繋がってきましたね。
本日はここまで。
ではでわでわでは!
次のお話
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