【NFT】Magic Edenが、ETH/Polygonにも対応したよ、というお話
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
ビットコインNFTの代名詞である、Ordinals / Inscriptionのマーケットプレイスである、Magic EdenがETHチェーンに対応しました。また、サプライズとして、Polygonにも対応してくれました。
さっそく触ってみたので、受けた印象と、他のマーケットプレイスとの差別化について、まとめてみます。
■なぜこの記事を書いたのか?
Magic EdenのETH / Polygon マーケットプレイスの概要をお伝えしたかった為です。
NFTアートのうち、コレクティブやジェネラティブ、あるいは企業企画系の会員証NFT系の売買に最適なのかなと感じました。一方で、1枚絵系イラストは(OpenSeaと同様)埋もれてしまうので、FoundationやSealed.artを使った方が良いかもとも感じました。
話題は飛びますが、今後に備えて、Magic Eden Walletは、作成する価値あるかなとも思います。
以上が伝えたいことです。
以後、詳細など。
■Magic Edenに関する公式情報
【公式Webサイト】
【公式Webマニュアル(※英語)】
公式マニュアルが常に正です。新機能等が追加された際は、こちらがアップデートされます。
【X (ID:MagicEden)】
宣伝多め。
■Magic Eden(ETHマーケットプレイス)の特徴
前提知識として、こちらの記事をどうぞ。
Magic Edenは、NFT作成機能を持たない「マーケットプレイス」です。売買するためのNFTは、別のサイトを利用して作成してくださいね。
BitcoinNFTの世界におけるOpenSeaのような存在のマーケットプレイスです。BitcoinNFTを入手したければ、まずはここを使っていれば間違いない、という感じの、デファクトスタンダードな取引所。
運営体制もしっかりしており、1年以上の稼働実績もあるので安心して使えます。その為、利用者がとても多い点が特徴です。
BitcoinNFTユーザーがそのまま、ETH NFTに流れる可能性があるので「作品を見つけてもらう」という点において、将来有望だと感じます。
次にターゲットユーザーですが、コレクティブ、ジェネラティブ、企業規格系NFTの売買に適していると感じました。
ワタクシが保有しているMegami 5720をベースに解説します。
Attributesがしっかりと表示され、フロアプライスや直近の取引ボリューム等の詳細が一目でわかります。1枚1枚異なる属性を保有するNFTを売買したい際には、最適なマーケットプレイスかと思います。まとめ売り、まとめ買いも簡単にできますよ!
デメリットですが、NFTに紐づけられているイラストの表示方法は上記の正方形と全画面表示の2つだけで、縦長画像の場合は左右が切れてしまいます。そもそも上記の詳細画面が表示しにく(クリック位置がズレると複数NFT選択モードになってしまう)ので、1/1イラストNFTには、少し向かないのかなと感じます(展示は別のサービスでやれ、と言われれば、それまでですが)
強み、弱みを理解した上で、各自最適なマーケットプレイスを選んでいただければと思います。
■Magic Eden(ETHマーケットプレイス)への参加方法
Magic EdenのTOPページを表示します。
ここを選択してから、Connect Walletをクリックします。
Connect Walletのカーソルが「Ethereum」が選ばれていることを確認して、「MetaMask」で接続してください。
「My Item」に自分が保有するNFTが表示されれば成功です。
Connect Walletのカーソルが「Bitcoin」を選択していると、「Metamask」が選択肢の出て来ません。ブロックチェーンごとに接続するWalletが異なるのが、Magic Edenの特徴です。ちょっとだけ癖があるので、ご注意ください。
■(参考情報)Magic Eden Walletとは何か?
Magic Edenが自社開発している、仮想通貨Walletです。MetaMaskと同カテゴリーです。自社開発ソフトウェアなので「recommend」マークがついてます。
公式サイト
特徴として、Bitcoin NFT 、ETH NFT(ETH/Polygonのみ)、Sorana NFTに対応しているWalletなので、Magic Edenに接続するWalletを一つに絞ることが可能です。
Bitcoin NFT用のWalletを持っていないETH NFTクリエイター/コレクターの皆様は、このタイミングでMagic Eden Walletをインストールすることをお勧めします。
ワタクシはBitcoin NFTはやらないので、インストールしてませんが、、、
デメリットとして、Bitcoin NFTから始まったWalletなので、ETHのL2レイヤー(OP、Baseなど)への対応は遅いです。MetaMaskとの併用をご検討ください。
本日は以上です。
ではでわ〜
次のお話