【NFT】Cryptovoxelsにある「NFT History Museum」を訪問してみた
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回の記事
ブロックチェーン文化発のVR空間「Cryptovoxels」上に素晴らしいコンテンツが現れました!紹介せねば!!
なぜこの記事を書いたのか?
NFT History Museumを訪問しよう、是非そうしよう!
Web3文脈で語る「NFT」の歴史の全てが記載されています。
NFT History Museum
これが伝えたい事。
オマケとして「Cryptovoxels」の紹介と、既存SNSVR(VRChat、Cluster、NeosVR)との文化の違いを解説。結論としては「メタバースと一言で括るには、あまりにも目的が違い過ぎる」でした。
さて、詳細に行ってみましょう。
■Web3文脈としてのNFT史を語る「NFT History Museum」
まず、最初にこちらをご訪問ください。PC、あるいは、スマートフォンでアクセスできます。
NFT History Museum
展示内容は、Bitcoin Genesis Blockから始まります。昨今のETHチェーン上のNFTがブームになる前に現れた、さまざまな実験的プロジェクトに関する展示(1F)ETH上のNFT進化の歴史(2F)の2段構成。
解説パネルも逐次、用意されており、プロジェクト内容を容易に把握できます。
NFTの歴史を学習するにあたって、まさに最高の教材!
■そもそも、このVR空間はなにか?
Cryptovoxelsです。
ETH文化圏から生まれた3Dボクセル風VR空間。
Cryptovoxels
RARAのGalleryなども、このVR空間を使っています。
※RARAとはなんぞや?という方はこちら。
プライベート空間は作りたい放題なのですが、自らが構築した建物に「住所」を与え、オープンワールドに公開する為には、NFT化された土地を購入する必要があります。いわゆる「NFT必須系」
https://opensea.io/collection/cryptovoxels
アバターの装飾品についても、全てNFT。初期アバターは「デッサン人形」タイプになります。
https://opensea.io/collection/cryptovoxel-wearables
■既存SNSVR(VRChat、Cluster、NeosVR)との違い
2022年4月現在の所感なので、今後は変わってくるかと思いますが、以下のような違いを感じました。
Cryptovoxels
・展示されているコンテンツがメイン目的。
・ワールド探索中にオープンチャットでお喋りする文化はない。近寄ると逃げるw
・プライベート空間は無料で作りたい放題。コミュニケーションがメイン目的の場合は、お金を払って住所を得て、オープンワールドに繋ぐ必要がない。
既存SNSVR(VRChat、Cluster、NeosVR)
・参加者同士の交流がメイン目的。
・ワールド探索中にオープンチャットでお喋りする文化がある。無言勢も集まってくる。
・空間は無料で作りたい放題。オープンワールドの概念が「必要ない」
現時点で、そもそもの目的が異なる2つの文化圏を「メタバース」というキーワードで1つにまとめるのは、かなり無理があります。
次に、将来的なお話。
Cryptovoxels、どちらかというとセカンドライフに近い文化なので、まずはそちらとの文化的融合を果たした上で、既存SNS VRと合流するのかな、と感じました。個人的には、5−6年くらいかかりそうかなと思ってます。長ーい目で見守りたいですね。
本日はここまで。
では〜
次のお話
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