だいたい7万円くらいで作成する自宅ESXi環境

はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。

半年くらい記事を書いて居なかったんですが、その間に世界は一変しましたね。会社端末持ち帰りタイプの働き方革命が広がったのは、予想通りというか、やっぱりというか、残念というか、、、

参考:半年くらい前に書いた、ゲーマーなら分かるシリーズ

そんなことより、何故noteを再開したのか?

テレワークが続き過ぎて、会社のラボに籠もれなくなったからです。仙人になり損ねました。ラボの埃っぽい乾いた空気を食べて生きていきたい(生きていけない)

それでは、何を書くのか?

会社のラボ環境を自宅に作ってキャッキャウフフすれば良いんじゃね?(死語)すわ、オレ天才か!(繰り返すが死語)となったわけです。で、調子に乗ってオモチャを買ってガチャガチャ組み立てて居ると、色々成功したり失敗したり無駄遣いしたりしたのです。

長い、はよ本題に入れ!

はい、すいません。

ーーーここから本編ーーー

構築コンセプト

出来るだけ省スペースで消費電力が少なくて小さい常時稼働サーバを作成し、ESXiによる仮想基盤を構築し、自室から一歩も出ずにローカル検証環境を構築してコロナ禍を乗り切る。サーバーの稼働音が睡眠障害に繋がっては本末転倒なので、気を抜くと生えてくる野生の自作サーバを用いることは厳禁とする。

使った製品群(ハードウェア編)

(アフィリエイト ついてます、気になる方は別窓で検索を)

母艦にしたベアボーン:4万円くらい
元がビジネス用途なので頑丈、小さい、硬い、省電力、ASUS!

スペックはこちら。4コア8スレッドまでは、ESXi無料枠でサポートされるので、無駄がない。地味にNICがIntel製で手堅い。ac対応のwifiモジュールが付いているのも良い。メモリーとストレージは別売りなので、ご注意。

搭載したメモリ:1万5千円くらい
※ワナその1でした。
本体が小さい場合は、メモリはノートPC仕様になります。

搭載したSSD:1万5千円くらい
※ワナその2でした。
調子に乗って「NVMe M.2 Type 2280」を購入したのですが、ESXi 6.7が認識してくれませんでした。Ubuntu 20.04からは普通に認識されたので、VMware様のドライバ開発の問題かと思います。

この子は素直に認識されてくれました。ゲーム機での実績ありは流石。

※ワナその3でした。
500Gだと意外と足りない。搭載機種のCPUが4コア8スレッドの為、スペック的に3−4台くらいの仮想マシン立てる事になるんですが、1台あたりディスクを80GB割り当てると考えると、80GB×4台=320GB。これにISOイメージやらVMware本体のシステム領域やらを考えると、アウトです。+5k円で安定した生活を!

使った製品群(ソフトウェア編)

VMware ESXi 6.7U3b

↑ここから落とせるはず。要アカウント作成(無料)

※ワナその4でした。
最新版のESXi 7.0無償トライアル版はインストーラが正常に動かず、USB/CD-ROM自身で起動しちゃいます。6.5以前は古過ぎて、Intel 以外のCPUを正常に受け付けません。今回のベアボーンマシンはAMDなので、ESXi 6.7の一択です。

ワタクシはCD−RにISOを焼いてCD−ROMブートさせましたが、USBブートでもインストール可能かと思います。最新のパッチが当たっているU3bをインストール後、セキュリティパッチの最新版も忘れずに当てましょう。

完成系

こんな感じ。Ubuntu1台立てて遊ばせている状態です。メモリとディスクの消費量から逆算すると、4台くらいが限界かと思います。

スクリーンショット 2020-08-20 22.02.04

作ってみて良かった件!

気軽にトライ&エラーできる環境が自宅にあると幸せになります(職業病)

残念だった件

ワナ多過ぎ!ただ、コスパ良いから、なんでも許しちゃう!!

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書き散らして満足したので、本日はこの辺で。
ではでわ〜

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