![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68379403/rectangle_large_type_2_6574aad38b64b0da4c0341af730d343c.png?width=1200)
【NFT】「ENS」にアバター設定を追加してみた
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
ENSがテーマの第2回、前回のお話でENSを取得完了しているところからお話再開となります。はい、今回もgas代がかかります。ETHが溶けて行きますね!
なぜこの記事を書いたのか?
ENSのオプション設定、特にアバター設定に癖があったので、オペレーションを残しておきたかったからです。
ちなみに公式の資料はこちらです。かんっぺきな資料なので、英語が読める方は原文を強くお勧めします。
■本作業を行う事で何ができるか?
ENSと紐づけたサービスに、NFTデータをアイコンのように表示できます。もっと直接的に言ってしまうと「cyberconnectのアイコン画像が設定できるぜ、やったね!」です。分かりやすいニーズですね!
■前提条件
以下の3つです。
ENSを取得済みである事
アバターに設定予定のNFTのオーナーである事
ERC-721、ERC-1155形式のNFTである事
NFTの形式はOpenSea、該当NFT「Details」欄で確認できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1640295678387-VGPkrkO9La.png?width=1200)
■アバター設定方法
ENSにconnectして、自分自身が保持するENS nameを検索します。
![](https://assets.st-note.com/img/1640296584850-qYjVl4YoUi.png?width=1200)
クリックすると、以下の画面になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1640296973167-FDgo4My4Ja.png?width=1200)
ここをクリック
![](https://assets.st-note.com/img/1640297391837-aobo2ulycF.png?width=1200)
入力箇所はこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1640297549636-GslMBUKBBT.png?width=1200)
入力フォーマットは以下です
eip155:1/[NFT standard]:[contract address for NFT collection]/[token ID or the number it is in the collection]
日本語翻訳するとこんな感じ。英語半角記号は定型フォーマット。日本語部分はOpenSeaを見ながら、自分自身の情報に置き換えてください。
eip155:1/トークンスタンダードを全部小文字かつハイフンを削除:コントラクトアドレス(大文字小文字区別あり)/トークンID(数字のみ)
分かりにくいと思うのでサンプルを置いておきますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1640298450313-wGSFSCmZSg.png?width=1200)
上記の場合、入力する文字列は以下になります(一部隠しています)
eip155:1/erc721:0x3B3e省略5405/110727
なお、入力フォーマットを間違えていると、きっちりと怒られます。警告マークが表示された場合は、もう一度見直してみてください(※これは不要な[]と全角文字列を入力してエラーになったケース)
![](https://assets.st-note.com/img/1640298804647-eeKPfycVDS.png?width=1200)
<メモ>
OpenSeaのToken IDは非常に長いので、NFTを表示しているURLからコピーして来ましょう。
https://opensea.io/assets/0x495f(この部分は大文字小文字区別があるので、EtherScanからコピって来てね)7b5e/984037597979265292省略0513837806572688251023362359297
↑上記黒文字部分のながーい数字がToken IDです。最後はスラッシュなしですよ!
Avatar の入力文字列を正しく入力し、Saveボタンをクリックすると、確認画面が出ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1640299021534-RYK2VkdvAj.png?width=1200)
Confirmをクリックすると、gas代が請求されます。MetaMaskでお支払いすると、設定完了。TEXT RECORDの欄にNFTが表示されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1645701837641-uEeX5NnHts.png?width=1200)
画像が表示されない場合でも、グリーン「Owner」が付いていればOK。
■各種サイトへのアバター反映について
まず、最初にOpenSeaに行きます。ENSの名前保有を証明するためのNFTが配布されているはずです。
![](https://assets.st-note.com/img/1640299717960-Aqr1kpev0e.png?width=1200)
ありました!
次に、右上のボックスから「Refresh metadata」(回転アイコン)をクリック。5分ほどお待ちください。
![](https://assets.st-note.com/img/1640300039554-FIRemGrXpl.png?width=1200)
ENS、NFT画像の背景が、アバター画像に変更されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1645702159359-XmMkEV0bTS.png?width=1200)
次にcyberconnectを確認します。
![](https://assets.st-note.com/img/1645702195113-hWz3DIVmon.png?width=1200)
はい、無事に反映されていました!やった〜!
■豆知識
OpenSeaのAPIを使ってメタデータ管理しているサイトがいくつかある為、NFT情報を更新したのち、まず最初にOpenSeaのmetadataを更新する習慣をつけると、これからも幸せになれるかも知れません。
本日はこのあたりで。
ではでわでわでは!
次のお話
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?