【NFT】Foundation「Buy Now」機能の実装と注意点+α(2022年3月9日アップデート)
はじめましてのヒトは、はじめまして。
いつもの皆様、こんにちわ。
大葉さんです。
前回のお話
2022年3月9日、Foundationから突如、アップグレード報告がありました。
事前予告なしで、いきなり機能追加とか、サプライズ過ぎますよ!!!
内容が追いかけられていない方もいらっしゃると思うので、ざっくりまとめました。
なぜこの記事を書いたのか?
Foundationの新機能追加に伴い、今後のオークション方式に変化が起きそうなので、思考実験してみたかった為です。
結論ですが、今回のアップデートを切っ掛けに「即決価格ありオークションの開催」「コレクター側のリクエストによるFoundation上の2次流通取引開始」が可能になりました。さらに「Foundationの手数料が15%から5%に減額」となりました、ステキです!
それでは、具体的な変更内容について確認して行きましょう。
■公式マニュアル
3月11日時点で、追加された販売方式についての説明文が追記されていたので共有します。公式ドキュメントは全てに勝るので、必ず読みましょう。
■アップグレード内容
ざっくり何が変わったのか、どうやれば良いのかは、以下のツイートに綺麗にまとめられています。binzokoさん( https://twitter.com/Binzoko_NFT )掲載許可&素材利用許可、ありがとうございます。
以上を踏まえて、binzokoさんが開催しているオークションは、こちら。
3月9日17時の時点では、以下のように表示されます。
改めてマーキングすると、新機能は以下の2箇所ですね。
■新機能1:「Buy Now」(定額販売)
今までのFoundationは「Reserve」(オークション入札)機能しか実装されていませんでした。この機能のデメリットは入札開始から24時間以上経たないと購入が確定されない点です。当たり前と言えば当たり前なのですが、一定額を支払って頂ければ即座に売買成立させたい勢にとって、これは痒い所でした。
さらに「Reserve」「Buy Now」は併設できるので「0.15ETHからオークションを開始するけど、1.0ETH以上払って頂ける方がいれば、即座に販売したい」みたいなニーズも満たせます。コレクター視点から見ても「なにがなんでもお迎えしたい!」状態の場合に天井があるのは素直に嬉しいです。
つまり、神アプデ!
(2022/03/22 追記)
「Reserve」「Buy Now」の両方を設定している状況で「Reserve」にbidがあった場合、どのように動作するかについて、Foundationに問い合わせたところ、以下の回答が来ました。「Buy Now」が消えるとのことです。
■新機能2:「Make Offer」(オファー作成)
今までのFoundationにおいて2次流通を行おうとすると、NFTのオーナーが「list」する手段しかありませんでした(=コレクター側から「2次流通をお願いします」といえる手法が無かった)
今回「Make Offer」機能が実装された事で、コレクター側から「このNFTが欲しいので、●●ETHで譲ってください」と交渉可能となりました。Foundation上で2次流通が活発になるかもですね!
つまり、神アプデ!
Offerは指定した金額で「BUY Now」させてください、とお願いする行為です。オークション開始してくださいという機能ではありません。なお、キチンとお財布に入っている金額以内でないと、確定ボタンは押せません。上記は残高不足の場合のダメなケースです(100ETH欲しい!)
また「Reserve」されている金額より低い値にてOfferすることによって、NFTの値引き交渉にも使えます。ただし、0.05ETHが最低金額のようです。
Offerは登録されてから24時間以内にNFTオーナーによって承認されなければ自動キャンセル扱いになります。金額に納得できなければ、放置しましょう。
■新機能3:「Foundationの手数料が15%から5%に減額」
もはや、説明する必要なんてありませんね。
神アプデ!
■今まで通りの青天井オークションしたいんですケド
「Buy Now」を設定せずにオークションを始めれば良いだけです!
今回のアップデートで追加された設定は、全てオプション扱いです。入力必須ではありません。したがって「昔の設定のオークションの方が好み!」という方は、以前と同じ設定で販売すれば問題なし!
純粋に選択肢が広がっただけです!
■微妙に変更されたWebデザインがイマイチしっくりこない
それはそう
■オペレーションミスには気をつけて!
詳細は以下ツイート参照
■まとめ
神アプデ!!
今回のアップデートを切っ掛けに、オークション特化型マーケットプレイスだったFoundationが、老舗であるOpenSeaの「NFTアート2次流通網」に攻め込んだように見えています。これから勢力図がひっくり返るかもと、ワクワクドキドキしています。さてさて、どうなる??
本日はここまで。
では〜
次のお話
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